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『コボルト』

 ゴブリンと違って魔法を主力として使う口の大きな犬の亜人。

 魔石を発掘するためにツルハシを持っていることが多い。

 レアアイテムは『コボルトの牙』と『金のツルハシ』

『巨大ネズミ』

 成人男性より一回り大きなネズミ。

 狭い通路などに穴を掘って、そこをねぐらにする。

 雑食でなんでも食べる。死体を漁ることも多い。

 サイズのわりに俊敏で、牙や体当たりで攻撃してくる。

 レアアイテムは『巨大ネズミの歯牙』『巨大ネズミの髭』

『スケルトン』

 人骨のモンスター。

 この洞窟で死んだ人の骨に悪霊が取り憑いたもの。

 死んでいるので無限に動ける。

 剣や盾を使うことが多い。

 弱点は頭部にあるコア。それを取り除くか破壊しないと動き続ける。

 レアアイテムは『スケルトンのコア』『剣士の業物』

 エトセトラ……。

 俺達はダンジョンとテントを行き来しながら順調にモンスターと出会い、そして倉庫に収納していった。

 レアアイテムは随分と手に入り、今まで稼いだ新記録を更新し続ける。

 でもそれだけがんばっても三千万は遠かった。

 もっと稼がないといけない。でもその為には更に深くへと潜る必要があった。

 それはつまり、更なる強敵に立ち向かわなければならないということだ。

 今まで倒してきたモンスターでも精一杯だったのに、それより強い敵となると危険度は段違いに跳ね上がる。

 外のテントに戻った俺はリズと話し合った。

「かなり稼げたけど、正直まだ足りない。でもこれ以上深く潜るのは危険だ。特にメインで戦うリズに負担がかかりすぎる。モンスターで稼ぐ以外の方法も考えないと」

「鉱石とかですか?」

「そうだね。アイテム系かな。いくつか拾えたからこれもそれなりの額にはなると思う。ただとんでもなくレアな宝石とか魔石なんかは早々ないだろうし、俺達が行けるようなところのものは掘り尽くされてそうだけど……」

 リズは考え込んでいた。その体にはいくつかの擦り傷が目立つ。

 大きな傷こそないけど、危ない場面はたくさんあった。リズの身体能力でかいくぐってきたけど、それも限界がある。

 やっぱり二人じゃ厳しい。せめて魔法が使える仲間がいれば……。

 そんなことを考えているとリズが口を開いた。

「同じモンスターをたくさん捕獲できればいいんですけど、捕獲すればするほど少なくなっています。そうなると見つけるのも難しくなってきますよね。なら、やっぱりもっと深くに潜るしかない気がします。ソーコさんの能力ならどんな敵が現れても絶対に勝てないこともないですし」

「いや、そうかもしれないけど、それだとリズの負担が大きすぎるって。戦ってるのはほとんどリズなんだから」

「でも隙さえ作れば捕獲できます。そしてできればできるほどアメリアに近づく。売られた獣人が解放されるなんて滅多にないことだと聞きました。ならこのチャンスを逃したくありません。なにより、私にとってアメリアは唯一の親友ですから」

「リズ……」

 そうだ。リズには戦う理由がある。

 俺はどこかで他人事みたいに思っていたのかもしれない。こんな条件、失敗してもおかしくないって気持ちはたしかにあった。

 あんな大見得切っておいて情けない。

 でもリズは本気でアメリアを助けようとしている。

 なら主人である俺がそれを応援しないでどうするんだ。

「……分かった。進もう。なんとしてでもアメリアを救いだすんだ」

「はい!」

 俺達は決意を固め、更なる強敵へ挑むことにした。


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