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婚約者にたかるハエを追い払うのは私の仕事です

作者: 満原こもじ

「エヴァ様、少々よろしくて?」

「はい、何でしょうか?」


 貴族学院の休憩の時間、令嬢三人に取り巻かれました。

 ははあ、いつものやつですね?

 最近少なくはなってきたのですけれど。

 幸い次の講義の開始までまだ時間がありますね。

 お相手しましょう。


「あなたの婚約者のことなのですけれども」


 やはりその件ですか。

 私の婚約者マーヴィン・パークスリッジ公爵令息はやたらとモテるのです。

 だって文武両道の美形令息ですもの。

 私だってお慕いしております。

 当然といえば当然。


 今日はシェリル・フィッツロイ伯爵令嬢ですか。

 シェリル様もマーヴィンに惹かれているのだろうなあ、とは思っていました。

 でもシェリル様が直接談判しに来るのは初めてですね。


「マーヴィン様が何か?」

「何かでなくて。マーヴィン様ほどの貴公子にエヴァ様は相応しくないでしょう?」


 笑えてしまいますね。

 私が何度マーヴィン様にたかるハエを撃退してきたと思っているのでしょうか?


「はい、私もマーヴィン様に相応しからんと望み、日々勉学に作法に研鑽を重ねております」


 ぐっと詰まるシェリル様。

 毎回のテストで常に成績優秀者に名を連ねる私に、成績のことを持ち出されると反論はできないでしょう。

 となれば次は……。


「マーヴィン様のパークスリッジ公爵家とエヴァ様のオークス男爵家では、家格差に問題があるでしょう?」


 予想通り。

 もう攻めどころは家格差か容姿しかないでしょうから。

 シェリル様は御存じないかもしれませんが、その論法は誰もが使うものなのですよ。

 片腹痛いです。


 でも容姿を問題にしないシェリル様はお上品ですね。

 ちんちくりんの顔が貧相のと言ってくる令嬢もおりますから。

 シェリル様を嫌いになれません。


「さてさて、家格差を問題にされると困ってしまいます」

「どうしてですの? 公爵家と男爵家で釣り合いが取れないことは明らかでございましょう?」

「ということではなくてですね。マーヴィン様と私の婚約は、パークスリッジ公爵家からいただいたお話なのでございます」

「えっ?」


 シェリル様ビックリしてますけど当たり前でしょう?

 いくら何でも男爵家のうちから公爵家に婚約よろしくなんて頼めるわけがありません。


「ですから文句があるなら私でなくてマーヴィン様に言っていただかないと」


 実は本当にマーヴィン様に文句を言った勇者がいるのです。

 マーヴィン様にものすごく冷たい目で見られて、あの目も素敵って変な扉を開きそうになっていました。

 マーヴィン様ったら罪な人なんですから。

 いえ、私もあれはいいものを見たなあと思いましたけれど。


「シェリル様の御実家フィッツロイ伯爵家くらいの家格があれば辞退することもできるのかもしれませんが、男爵家では公爵家の要望に異議申し立てなどできませんので」

「……」


 シェリル様とその取り巻きが困惑しているようです。

 言っていることはわかるのでしょう。

 さて、この辺が潮時ですかね。

 あまり困り顔を堪能するのも趣味がよろしくないですから。


「そろそろ参りましょうか。次の講義、古語のチャック先生は遅れるとうるさいですよ」


          ◇

 

 ――――――――――二年前、マーヴィン・パークスリッジ公爵令息視点。


 エヴァと初めて会ったのはいつだったろう?

 領が近く、また互いの父同士に親交があったので、物心つく前からの幼馴染だった。


 エヴァは幼い頃から活発で、一緒にいて本当に心地良かった。

 以心伝心の仲と言うか。

 ずうっとエヴァといられたらいいなあと、子供心に思ったものだ。


 しかし長じるに連れ、家格の差がそれを許さないのではないかと知った。

 エヴァのオークス家は、貴族とは言っても男爵の家柄だ。

 大貴族であるパークスリッジ公爵家とは家格が違う。


 僕はおそらく伯爵家以上の令嬢と結婚することになるのか。

 寂しいなあと思ったものだ。

 王都住みになると、自然にエヴァと会わなくなった。


 何人もの令息令嬢と知り合いになり、貴族学院に入学する。

 戸惑った。

 僕は何故かモテるのだ。


 いや、理由はわかる。

 僕はパークスリッジ公爵家の嫡男だから。

 将来の公爵夫人たろうとする令嬢が多いだろうな、くらいのことは。


 しかしマーヴィンファンクラブなるものが作られていると聞いて苦笑した。

 僕が爽やか、優秀、真面目、完璧だって?

 完璧なわけがないだろう。

 僕なんか令嬢に気の利いたこと一つ言えない、不器用な男だ。


 階段で女生徒がケガをした時、横抱きにして医務室に運んだということがあった。

 いや、当然のことをしただけなんだが。

 失神者が出るほど僕は格好良く見えたたらしい。

 ファンクラブ会員が激増した。


 教師にも注意された。

 学院の女生徒が浮ついている。

 学業と人脈形成の場にあるまじきことであると。

 が、僕にどうしろと?


 思い余って父に相談した。


「マーヴィンは我が子ながらよくできた人間だと思うよ。少々融通の利かない面はあるがね」

「ありがとうございます。それで僕がどうすべきか、なのですが」

「一番簡単な解決法は婚約者を定めることだね」


 やはりか。

 さすがに婚約者のいる男性をもてはやすのは淑女らしくない、はしたないと言われても仕方ないから。

 僕が婚約者を決めれば事態は終息する可能性が高い。


「で、誰にする? 心当たりがあるから相談しに来たんだろう?」

「できればエヴァを。オークス男爵家の」

「ほう?」


 好奇心に満ちた目だ。

 この目をした時の父は何を言い出すか見当がつかない。


「どうしてエヴァちゃんを?」

「最も自然に喋ることのできる令嬢だからです」


 王都に来てから知り合った令嬢方は、どうも僕を妙な補正のかかった目で見てくるのだ。

 やりにくくて仕方がない。

 エヴァだったらそんなことないだろう。

 もっとも二年近く会っていないのだが。

 変わっていないといいなあ。


「やはり家格の差があるから難しいですか?」

「家格の差? ふん……」


 父の顔が皮肉に歪む。


「身分の高い者、富裕な者ほど選択肢は多くあるべきだよ。ところが実際はどうだね? 爵位で縛られるとマーヴィンの婚約者候補なんて、ほんの数人になってしまうんじゃないか?」

「でしょうね」

「バカバカしいことだよ。もっとも私も貧しい平民まで候補に入れろという、極端な考えはもっていないがね。教育が面倒過ぎる」

「ということは、エヴァは?」

「十分マーヴィンの婚約者としてありだと考えている」


 父の考えでエヴァはありか。

 でもあの表情は?

 多分エヴァを認めているからだ。

 そのために選択肢どうこうなんてロジックを捻り出したに違いない。

 父が賛成なのは嬉しいな。


「エヴァちゃんをマーヴィンの婚約者にすること自体はいいだろう。しかしエヴァちゃんに多大な負担をかけるよ。それは理解しているかな?」

「えっ?」


 エヴァに多大な負担?

 どういうことだ?


「オークス男爵家に婚約を打診しよう。おそらく断るまい。マーヴィンがエヴァちゃんをしっかり守ってやるんだよ」


 ――――――――――という経緯があって、エヴァ視点。


 そろそろ貴族学院入学の準備をしなきゃ、と思ってた頃ですかね。

 パークスリッジ公爵家から私へ、婚約の申し出があったのは。


 嬉しかったですねえ。

 大好きなお兄ちゃんであるマーヴィン様が、私のことを忘れずにいてくれたんですから。

 でも子供の年齢から脱してくると、家格差というものも理解できてきます。

 男爵家の娘である私がマーヴィン様の婚約者なんて、夢のまた夢だと思ってましたもの。


 どうして私のところなんかに話が来たのですかね?

 幼馴染特権でしょうか?

 笑い話みたいな事情を聞かされました。


 何でもマーヴィン様は貴族学院でもモテモテだそうで。

 女生徒が浮ついて困るから早く婚約しろと学校に言われた(意訳)ということなんですって。

 そんなことがあるのかとビックリ。


 いえ、久しぶりに会ったマーヴィン様は、年齢に似合わず大人な雰囲気でしたわ。

 間違いなくモテますわ。

 マーヴィン様が顔を顰めて仰ったことには……。


「僕なんか公爵家の嫡男であることだけが取り柄のつまらないやつさ。皆、幻想を見てるだけなんだ」

「そんなことありませんよ。マーヴィン様はとても素敵です」

「うん、やはりエヴァがいいな。『マーヴィン様は素敵です』の後ろにハートマークが見えない」


 ええ? 何ですかそれは。

 学院女子は全員マーヴィン様の男の色気にやられちゃってるってことですか?

 ありそうな話ですね。

 だってパークスリッジ公爵家の令息である上に、容姿端麗で品行方正で成績優秀で智勇兼備で有徳之士で好評嘖々ですもの。

 生物学的に惹かれない方がおかしいです。


 あれ? となると私は学院の令嬢全員のアイドルたるマーヴィン様を奪う女になるのですか。

 それなりに風当たりが強くなりそうですね。

 まあいいです。

 やりようなど、いくらでもありますからね。

 身分が低いのに私を買ってくれた、パークスリッジ公爵家の期待に応えるべし!


 私の学院入学後、すぐにマーヴィン様と婚約の運びとなりました。

 ものすごい非難の嵐でしたわ。

 マーヴィン様の人気すごい。

 私もやる気が出ます。


「すまん。僕がモテ過ぎるせいで」

「現実にこんなこと言う人が婚約者なんですよ? 光栄です。万々歳でしかありません」


 問題ないですよ。

 私の手腕が買われているんですよね?

 これくらいは全然。


 まあでもファンクラブを懐柔するのは簡単でした。

 会員をマーヴィン様とのお茶会に招待してあげればいいのですから。

 ミーハーなファンなんてそれで十分です。

 ころっとマーヴィン様と私を見守る側に回ってくれました。


 ちょっとしつこいのはマーヴィン様ガチ勢でした。

 真剣にマーヴィン様の婚約者の座を狙っていた方々。

 家格がどうの身分がどうのと言ってくるのはこの手の方々です。

 先日のシェリル様も同類ですね。


 しかしどうってことはありません。

 何故ならマーヴィン様の婚約者になりたかった令嬢なんて、例外なく高位貴族に決まっているからです。

 下品な、言い換えればマーヴィン様の隣に相応しくない態度なんて取らない……ということはないですが、限度があるのです。

 口で言われるだけならへいへいってなもんですよ。

 時間が経てば、パークスリッジ公爵家に認められている私と対立するのは損だと理解するでしょうから。

 受け入れてやればいいだけです。


 問題なのはクレイジーな方々。

 熱狂的なマーヴィン様のマニアとかなのですかねえ?

 私の物を隠そうとしたり突き飛ばそうとしたり、ダイレクトに嫌がらせしてくるのです。

 ビックリ箱や反撃の魔道具で撃退していますけど、まだ懲りないやつがいます。

 数は多くありませんが、要注意なのです。


「こうやって昼休憩の時間が合う時に、エヴァと散歩できるのは心が和む」

「私もですわ」


 マーヴィン様といる時はさすがに仕掛けてきませんしね。


「エヴァにはすまなく思っているんだ」

「何がですか?」

「僕のせいで、令嬢という令嬢を敵に回していたんじゃないか? 特に貴族学院入学直後は」

「いえ、知り合いがごく少なかったので、向こうからコンタクト取ってくれるのはありがたかったですよ」

「ハハッ、エヴァはメンタルが強いな。野の花のように逞しい」


 マーヴィン様に褒められると嬉しいですね。

 うん? あれは?


「マーヴィン様、エヴァ様、少々よろしくて?」

「何でしょうか?」


 シェリル様です。

 マーヴィン様がいる時に来るとは、ちょっと予想外ですね。

 マーヴィン様が不機嫌になってるの、気付いてらっしゃるかしら?


「マーヴィン様にお伺いしたいことがあるのです」

「何か?」

「エヴァ様についてです。エヴァ様との婚約は、パークスリッジ公爵家からの申し出だと耳にしました。エヴァ様の何が評価されたのでしょうか? お聞かせ願えればと思います」


 あら?

 驚くほど真っ直ぐに来ましたよ?

 私の好きなストロングスタイルですね。


 いや、これは私達の婚約に対するマーヴィン様の覚悟も問うてるのでしょう。

 マーヴィン様に受け答えが揺れるようなら、まだチャンスはあると見ているんじゃないかしら?

 私も興味ありますねドキドキ。


「エヴァは幼馴染でね。可愛くて優秀で気心も知れている。正直僕にはエヴァ以上に恋する女性が現れると考えられない」


 うわあ、恋する女性ですって!

 マーヴィン様の答えも力強いです。

 聞いてるこっちまで恥ずかしくなります。

 シェリル様もその取り巻きも真っ赤になってますよ?


「僕はエヴァを愛している」

「そ、そんな……」


 これほどまでにマーヴィン様に求められているとあっては、私も頑張らねば。

 よろよろとふらつくシェリル様が……。


「あっ?」

「落とし穴?」


 シェリル様が落とし穴に落ちました。

 これは位置的に私を対象に仕掛けていたものなのでは?

 昼休みにマーヴィン様と、人の少ない学院裏庭を散歩するのが定番ですから。


「痛い……」

「どこが痛いですか?」

「み、右足が……」

「足の指が痺れたりはしていませんか?」

「だ、大丈夫」


 右足の脛が一部内出血しています。

 が、腫れは大きくない。

 おそらく骨折ではないでしょう。

 ただの打撲だと思いますが、骨にヒビくらい入ってることはあり得ますね。

 ならば。

 適当な木の枝を蹴り折り、ナイフで形を整えます。


「な、何をしていらっしゃいますの?」

「副木代わりですよ。皆様、スカーフをお貸しくださいませ」

「「「は、はい」」」


 膝から足首まで固定と。

 応急処置としてはこれでいいでしょう。


「マーヴィン様、あとはよろしくお願いします」

「うむ」


 シェリル様をお姫様抱っこです。

 うふふ、喜んでいますね。

 サービスですよ。


「医務室へ参りましょう。まだ落とし穴がある可能性を考え、私が先導いたします」

「わかった」


          ◇

 

 ――――――――――後日、フィッツロイ伯爵家邸にてお茶会。


 シェリル様のお茶会に招いていただきました。

 私は学院に入学して一年になりますが、まだまだ知り合いが少ないですからね。

 今後こうした機会が増えるといいのですが。


「夢みたいなひと時でしたわ……」


 先日のシェリル様が落とし穴で足を痛めた際、マーヴィン様がお姫様抱っこで医務室に運んだ件でしょう。

 以前もマーヴィン様はケガをした女生徒をお姫様抱っこしたことがあったそうです。

 多分シェリル様の憧れていたシチュエーションだと思いますので、マーヴィン様に頼んでしまいました。

 マーヴィン様は細身に見えてパワフルですからね。

 シェリル様にも満足していただけたでしょう。


「ええ、わたしもキュンキュンしました」

「シェリル様羨ましいですわ」

「足に大事無くてよかったです」


 結局シェリル様の右足は単なる打撲でした。

 今では全然問題なく歩けるようになっています。


「でもあんなところに穴があるなんて、おかしいのではなくて?」

「申し訳ありません。おそらく私を罠に嵌めるための落とし穴だと思います」

「エヴァ様を罠に? どういうことですの?」


 おそらくは狂信的なマーヴィン様マニアに嫌がらせされているということ。

 マーヴィン様と裏庭を散歩することが多いからということを話します。


「小路から外れて大ケヤキに行く途中なんですよ。あんなところを通るのは、ほぼ私達だけですから、狙われたのだと思います」

「何と汚い所業! 許せませんわ!」

「いえいえ、お気になさらず」


 シェリル様怒っていらっしゃいますけど、もう本当に大丈夫ですよ。

 マーヴィン様のお姫様抱っこで結構有名な事件になりましたから。

 どうせ犯人はあの場面を見ていたでしょうし、学院では落とし穴を掘った犯人探しをしているという話です。

 これ以上やらかすと退学も見えていますから、バカじゃなければ行動を自重すると思います。

 

「エヴァ様には感心いたしましたわ」

「何がでしょう?」

「わたくしがケガをしたときですわ。テキパキと応急処置をしてくださって」

「私は田舎者ですから、慣れていたというだけですよ」

「いえいえ、大したものですわ。マーヴィン様の婚約者はこういう方なのだと、改めて思いましたもの」


 ちょっとは認めてもらえたのかしら?

 だったら少しは犯人に感謝してもいいかもしれませんね。


「エヴァ様は学業の成績がいいだけではないのね。今まで失礼なことをしてごめんなさい」

「いえいえ、とんでもないです。むしろ正々堂々と正面から仰ってくださるシェリル様のような方は好感が持てますよ」

「嫌だわ、恥ずかしい」


 皆様ソワソワしているけど、私は本気でそう思っていましたよ。

 陰でコソコソ言われるよりよっぽど清潔感がありますから。


「わたくし達は今後、マーヴィン様とエヴァ様をお友達として応援させていただきますわ。よろしいでしょうか?」

「もちろんですとも」


 私は男爵家の娘で、特に領にいることが多かったです。

 貴族学院入学の直前に王都に来ましたから、まだまだ高位貴族の令嬢との人脈がないに等しいのです。

 パークスリッジ公爵家の嫁になる身として、こんなことではいけません。

 私がマーヴィン様の婚約者であるということをようやく認めさせつつある現在の状況で。

 伯爵令嬢のシェリル様とお友達になれるのは大変嬉しいことですね。


「でもマーヴィン様の婚約者なんて、エヴァ様が羨ましいですわ」

「私もシェリル様が羨ましいんですよ」

「何のことですの?」

「私はまだマーヴィン様にお姫様抱っこしていただいたことがないんです」

「まあ、そうだったんですの?」

「はい。こうなったからには結婚式の日まで取っておきます」

「まあ、エヴァ様ったら」


 ウフフオホホと笑い合います。

 楽しいですね。

 学院卒業まであと三年。

 マーヴィン様に似合いの婚約者になるため、まだまだ努力が必要ですね。

 私はやります!

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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にわか冒険者の破天荒な一年間 ~世界の王にあたしはなる!
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― 新着の感想 ―
公爵とーちゃんかっこいい。 もっと出番を差し上げて下さい。 きっといいキャラしてますから。
シェリル様の真っ当な人間性が素敵です! 傲慢になってもおかしくないお育ちだったと思うのですが、捻くれずご立派に育たれて、(おそらく国を思い国に仕える真っ当な)ご両親の教育方針が良かったのかしら、などと…
エヴァちゃんのお友達ガチ勢が団結されるまで、あと○○日……(ニヨニヨ) 伯爵令嬢……いや、王都で生まれ育った令嬢なら気付かないのが当たり前の落し穴ですが、「田舎者ですから」と言うエヴァちゃんが見逃す…
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