その15
ルルのお世話の話
「ルルの世話は俺ばっかり」なんて、ちょいちょいぼやく夫だけれど、それは全くの誤解であって、事実じゃないんだけどな。
確かにルルの爪切りや、お尻にこびりついちゃったうんこを、ぬるま湯でふやかしてからゆっくり取ったり、それでは全然取れない場合は、ルルをお風呂に入れてあげたりしていたのは、夫だった。
メインの仕事はね。
だけど、あたし、「助手」としてテキパキ、夫の指示通りに動いて、結構頑張ったよ。
特にルルが歳をとってきて、お尻を汚くしているのが多くなってくると、「お尻の処理」の回数も増えたので、夫の出番も多くなったけど…
でも、言い訳のようだけど、毎日のルルのトイレの掃除や寝ぼけて間違って掛け布団の上でおしっこしちゃった場合などの洗濯や、お布団を干したりなどはあたしがやったよ。
毎日のご飯だって、ほぼあたしがあげてたんだよ。(夫もルルの機嫌とりでちょいちょいあげてたけども)
まあ、そんなに威張ることでもないんだけどさ。
当たり前のことなんだけどさ。
長く一緒に暮らして、毎日一緒に寝てるルルだけど、爪切りはできなかったな。
前の家に住んでいた頃は、馴染みの動物病院でわざわざ切ってもらっていたけれど、「お金がもったいないから、やっぱり自分達でやろうよ!」となった時、インターネットで色々調べて、安全なやり方、猫が嫌がって暴れたりしないやり方を覚えて、実行に移す運びとなったけど…やっぱりちょっと怖かったから。
色々、本当に色んなやり方で、ルルもあたし達も安全、安心できる形で爪切りにトライしてきた。
ルルが歳をとってきて、お尻が汚れている場合が多くなった際、あたしだって何度もルルを抱っこして、ゆっくり「大丈夫!大丈夫!お尻綺麗にしようねえ」などと優しく声をかけて、ほんのり温かいキッチンペーパーなんかで拭き拭きしたよ。
ルルのお世話の度合いをどちらが多くやったかなんて、絶対測れないんだけど。
夫はそうやって、たまにボヤいてたな。
そういうところが、「だから、ケツの穴が小さいんだよ」って、あたしや母達に言われちゃう一因だと思うんだけど。
最後まで読んで下さって、本当にありがとうございました。もう少しだけ書きますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。




