表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現実逃避は異世界に・・・  作者: ホリレックス
1/1

よくあるやつ

この世界に飽きれてしまった男、瀬口は異世界に来てしまった、いきなり魔物に襲われるも騎士アマナ=エタクーマに会い助かったのである。

今後はどうなっていくのだろう?

  今、アマナに何処に連れていってもらってるのかが分からないのだが...


「おい、そういや俺は何処に連れていってるの?」


 分かるだろみたいな顔をして言った。


「王様の所だ」


(え?俺も行くんだ。)


 そうして王様の所に向かっている。彼女は思った任務クリアを報告するだけではなく、この異世界人の事も王様に知ってもらうのだ。


 日の光に照らされた城は、あの世界では見た事がないような光景である。そう思い城の中に入っていった。


「アマナよ、任務ご苦労である。その後ろの強き重力(パワフルグラビティ)の保持者はなんだ?」


(と言ってるのは王様であるんだろうな。てか重力の保持者なの?俺?)


 この王様は赤茶色の髪で鋭く緑色の目をしている、年齢からして25歳くらいの若い王様である。


「え⁈この異世界人強き重力(パワフルグラビティ)の保持者⁈」


 アマナは、その事を聞き凄く驚いていた。


(とりあえず自分が凄い事は分かった。あぁけどこれじゃあ自分が世界を救うパターンの可能性が高くなるじゃないか…)


「俺ってそんなに凄いのですか?」と答えた。


 王様は「凄いというわけでもないが…そうか、お前は異世界人だったな。この世界の知識を後で教えてやろう。」


 凄く軽々しい対応する王様であり、打ち解けるのも早かった。その後アマナさんは家に帰って行った。


 そして俺は話しを聞いていた。王様は簡潔に世界の知識を淡々と説明してくれたが、それでも8時間もかかった。その後王様が


「宿に今日は泊まりなさい。いずれ城の中に貴方(瀬口)の部屋を用意しておこう。」


 と言いながら城に戻っていた。

 今回分かった事はこの世界は4大王国があり、その4大王国が今ちょうど大戦を行なっているらしい。そこで強き重力(パワフルグラビティ)の保持者俺が来たことがこの王国(セタリード)にとって有り難いらしい。


 後この世には保持者があり、保持者の中には上位種があるらしい。上から順にレジェンド、マスター、パワフル、スーパー、ノーマルの五段階らしい。


(保持者の種類は多いらしいがええと…覚えてる保持者は騎士(パラディン)魔法使い(ウィッチ)狂戦士(バーサーカー)賢者(ワイズマン)罠師(ハンター)医者(ドクター)壁兵(ウォーリア)闘者(ファイター)、後俺の重力(グラビティ)とか王様の占い師(パーシブ)とか後ええと…)


 とか考えていたら自分の泊まってる宿の部屋からゴソゴソ音がするのだ。一瞬にして振り返った……居ない。おかしいなと思ってたが姿が見当たらないので脅してみた。


「姿を現せ、そうしないと殺すぞ!」


(と大口を叩いてる俺だがまだ強き重力(パワフルグラビティ)の使い方を知らない俺には意味が無いのである。出来れば戦闘は避けたい。)


そしたらいきなり目の前に不透明なハゲが出てきたのだ。


「すまぬ、驚かせてしまったのぅ。私は天帝(ゼウス)である、誰もが分かる神だ!」


(いや不透明なハゲとかナレーションさんヤバいな。ともかく天帝(ゼウス)をどうすれば良いのか?)


「あのー天帝(ゼウス)さんはどういうご用事で此処に?」


たしかにこんな天帝(ゼウス)が此処に来る理由が分からない。


(いやいや。ナレーションさんが、そんな事したらいけないわ。さっさと仕事に戻れ〜)


と思っているクソ瀬口であった。


(おい!これじゃあ小説にならないわ…てかギャグ漫画方針になったら話しが変わるからやめてほしい。)


了解致しました。そして天帝(ゼウス)は自分の目的を言った。


「今、神の中では相手と合理心(フィットコア)となる者を探しておったのだ。そして今、自分と合理する事の出来そうな奴がおったのだ。それがお主じゃ!」


(はぁ⁈それ異世界物語界ではあってもおかしくない奴じゃん。パクリ扱い発生不可避とかありそう。あっ俺は別に漫画とかの主人公じゃないんだ。)


「そうなんだー。でどうやって合理心(フィットコア)にするのだ?」


天帝(ゼウス)は難しそうな顔をして言ってきた。


「まずは保持者の能力をゴットに上げんといかん。だけどなぁ人間には難しいからのぉー」


(ん?なんか今さらっとヤバいこと言ってたけど…聞くしかないか)


「ねぇゴットとかいう上位種とか条件が厳しいの?」


俺はその一つの可能性に言及していた。

天帝(ゼウス)はなんかスゲェ喜んだ顔をして言ってきた。


「ゴットは普通の上位種にアップするとは違ってなレジェンドになり、試練というものに挑む必要があるのじゃ!」


「じゃあ今の俺じゃ当分天帝(ゼウス)とは合理心(フィットコア)にならないのかぁ。」


そこで天帝(ゼウス)は思いついた顔で話し掛けてきた。


「じゃあ、お前がゴットになるまでは透明になり助言してあげようぞ!知識は豊富じゃぞー」


(確かに天帝(ゼウス)は神なので長らく生きているだろうし、俺にとっては良い事である。)


「おう!よろしくな」


そうして展開の早い物語(ストーリー)が始まった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ