第22話 冒険者ギルド
美しき乙女と街並みを眺めながら中央広場まで歩くと、ファンタジーな冒険者を多く見るようになってきた。向かいに重厚な石造りの建物が見える。
入り口の上に剣と盾の大きな紋章。いかにも冒険者ギルドって感じの建物だ。
ちらちらと沢山の視線を感じながら、それを無視してギルドの扉を開けた。中に入ると、熱気がぶわっと押し寄せてきた。大きな広間に冒険者が沢山いて、あちこちから声が飛び交い騒然としている。
左の掲示板には依頼書が並び、右には酒場があり、中央が横長のカウンターで、受付らしき人達が三人で対応してる。そこに冒険者の列ができていた。
「ふむ」と、私は頷く。
左は中年の男性。それなりに並んでいる。
右は年配の乙女。それなりに並んでいる。
真ん中は、ぱたぱたと忙しそうに動き回る、若い乙女。めちゃくちゃ並んでいる、男どもが。長蛇の列。
「ふむ」と私は再び頷き、迷いなく真ん中の列の最後に、律儀に並んだ。
猫耳ついたおねーさんに感動したり、酒の匂いに釣られたり、ギルドの中をきょろきょろしながら結構な時間を待っている。沢山の冒険者の野郎にチラチラと好奇な視線でめっちゃ見られていた。お前らバレてんぞ~。
そうこうしていると、ようやく私の番になった。
「で、でわぁ~、次の方ぁ~、ど、どうぞぉ~!」
息も絶え絶えで、健気そうな受付嬢の声が、ついにかけられた。
私は、コツコツコツと靴音を鳴らしながら受付に近づき白いロングコートを翻すと、ひらりとカウンターを飛び越え、椅子に座る受付嬢のすぐ近くに降り立った。
そしてカウンターに腰掛けると、長い脚を組んで姿勢良く手を膝に置き、「じいっ」と受付嬢を間近で見下ろす。
「ふ、ふえぇっ!!?」
童顔ッ!
小柄ッ!!
巨乳ッ!!!
若く健康的で白くきめ細やかな肌が、ナチュラルで美しい小さな顔を赤く染めている。長い睫毛に覆われた大きな瞳はキラキラした薄い翡翠色。髪は肩下までのセミロング、柔らかそうでふわふわしてる、薄い亜麻色。小っちゃいけどツンッと整った鼻と、ぷるんっと潤った薄桃色の唇。とっても可愛らしい!
「あ、あわわぁっ……」
「あわあわっ」とすると小柄で華奢でありながらも、ぴっちりとした制服に包まれたスタイルの良い柔らかそうな肉感ボディがぷるぷるっと、そして暴力的な大きな果実までも備え、それがぽいんぽいんっと揺れている!
「あっ、あっ、あのぉ??」
その雰囲気は純粋無垢!
「可愛らしい」が、これでもかと詰まったピュアな乙女!!
庇護欲をそそり、守ってあげたくなるほど可憐!!!
「あっ、あっ、あっ、あのぉ?ほっ、本日はぁ、どっ、どのような、御用でしょうかぁ……??」
そんな彼女が私に唖然としながら、大きな瞳を広げぐるぐる回し、口をパクパクさせ、体を震えさせている。その様子も小動物っぽくて、とっても可愛いッ!
「フフフッ……」
まさか、このようなところで、これ程の乙女に出会うとは……!
やるじゃなぁい、冒険者ギルド……!
いいわねぇ、あなたっ……。
ギリギリ合格よぉっ!
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