洋々巣立
ひなたちゃんは、今が覚えたてのやりたい盛りで、家庭教師の最中も「次はいつするの?」とやかましいことこの上ない。
授業中は勉強に集中することを条件に、月2回、そっちのお相手もすることになった。
さらに真優さんにも「ひなたちゃんと公平に」と約束させられた。
授業と週四日のバレー部の練習と週一日の家庭教師、その合間を縫ってこれをこなすのは、通学時間一時間強の自宅生にとってもう限界。真優さんはともかく高校生のひなたちゃんと度々ラブホに行くわけにはいかない。
バイト収入もあるので、大学の隣駅の西国分寺に小さな部屋を借りることにした。
ワンルームに本棚と机、そこにセミダブルのベッドを入れると生活スペースがほとんどなくなってしまうが、部屋を借りた目的が目的なので仕方がない。
ひなたちゃんと真優さんには合い鍵を渡した。
引っ越し荷物を解いていると、学校帰りのひなたちゃんが部屋にやってきた。
「制服姿の女子高生としてみたくないですか」
とスカートの中に手を入れると、するするとパンティを脱ぎ始めた。
それではと小柄な彼女を膝に乗せたところでチャイムが鳴り、やがて合い鍵でドアを開けた真優さんが部屋に入ってきた。
あわてて身体を離し、衣服を整え、脱ぎ捨ててあったひなたちゃんのパンティを枕の下に隠した。
「あれ、ひなちゃんも来てたの。何しに?」
「んー、引越しの手伝いだよ」
「なんか怪しい」と鼻をくんくんする真優さんは、ひなたに近づくといきなりスカートをまくった。
「やっぱりだ。抜け駆け、ずるいそ」
きゃいきゃいと言いあっていた二人だが、やがて話がまとまったのか、二人して裸になってベッドに入った。
間に置いた枕をぽんぽんと叩いておいでおいでをするので、俺も服を脱ぐと二人の間に滑り込こんだ。
「真優ちゃんが後から来て邪魔したんだから、最初は私からだよ」
「じゃ、私も淳史と一緒にひなちゃんを攻めちゃおう」
「ぎゃー、なに触ってんのよ。私のそこは先生のものなの」
ベッドの中でのはしゃぎ合いあいながらのひと時は、思いのほか楽しかった。
遥さんとのことで一時は自暴自棄になっていた俺に、ようやくリア充な人生が戻ってきた。
この二人のこと、大事にしないとなと、しみじみと思う俺だった。




