処女卒業
急に口が重くなったけど、真優ちゃんは首尾よく淳史先生を落としたようだ。あまつさえ、私を差し置いてデートを重ねているようだ。
これはなんとしても、当初の作戦を実行してもらわねばなるまい。
なぜか気が進まない様子の真優ちゃんを何度も督促して作戦を立てた。題して「入替り大作戦」、真優ちゃんが先生をホテルに誘い、私は部屋に隠れ、隙をみて入れ替わるのだ。
ホテルの前で待機する私に真優ちゃんから連絡が入った。
淳史先生がシャワーを使っている隙に真優ちゃんが私を部屋に招き入れ、私は服を脱いでクローゼットに隠れた。
あとは真優ちゃんが先生を目隠しプレイに誘導し、隙を見て私と交代する算段だ。
クローゼットの中まで、もはや人間の声とは思えない、真優ちゃんの嬌声が聞こえてくる。どんだけ気持ちよかったらあんな声が出るのかなあ。
真優ちゃんはから一向に交代の合図が来ない。先生とのエッチに夢中で、私がここにいることなどすっかり忘れてしまっているようだ。そんなのひどいよ、真優ちゃん。
私はクローゼットを少し開けて、部屋の様子を伺った。
扉の隙間から覗き見ベッドの上の先生と真優ちゃん、ナマのエッチを観たのは初めてだったけど、それは私の想像をはるかに上回る、生々しく、激しいものだった。
もう少しよく観ようと扉をさらに開けようとして、私はバランスを崩し、部屋の中で転がり出てしまった!
「一体全体、お前らは何を考えているんだ!」
裸に腰タオル姿の先生の説教を、下を向いてべそをかきながら聞いた。真優ちゃんも黙ってうつむいている。
「やれやれ、もういいから、服を着なさい」
私は顔を上げ、先生の腕をつかんでいやいやと首を横に振った。
ここまでやったらもう後には引けない。この機を逃したらきっともう次はない。
真優ちゃんも必死に先生を説得してくれた。
「いたいけな女子高生がここまでやったのよ。その気持ちに応えてあげたっていいじゃない」
「ひなたちゃんはね、絶対先生に初めてを貰ってもらうんだって、ずっとそう言ってたのよ」
「淳史だって、彼女の気持ち、気づいていたんでしょ」
そんなやりとりが延々と続き、ようやく先生が決心してくれた。
私は、ちょっぴり残念そうな真優ちゃんと選手交代のハイタッチをすると、ベッドに身を横たえ、目をつぶって先生を待った。
先生が、私の身体のいろんなところを触ってくれた。自分でするのよりもずっと気持ちが良くて、口からは自分のとは思えない声がでてしまっている。
いよいよという時になって、薄く目を開けると、先生の裸が目の前にあった。エッチをする時、男の人のものってこんなに大きくなるんだと、私は少なからず動揺した。
真優ちゃんが、私の手を握りながら「大丈夫だから」と励ましてくれた。
女なら誰しも一度は通る道、私は改めて覚悟を決めた。
痛みはあったけど、我慢しているうちにそれを上回る快感がやってきた。
こうして、私は女の子を卒業した。




