4話
陽奈「裕聖ヘルプ!なんか変な人に絡まれた!」
「変な人とはひどいなぁ…君たちの先輩だよ?」
裕聖「いや、先輩どうのこうの関係なく、嫌がられているのがわからないんですか?」
「嫌がられてるなんてそれこそ酷い、可愛い子がいたからお茶でもどうかなって声をかけただけなのに」
陽奈「だから、行かないって」
「ったく、つれねぇなぁ」
裕聖「陽奈帰るぞ」
陽奈「うん」
「…チッ」
―
陽奈「せっかく楽しかったのに」
裕聖「モナカでも食べて気を直せ」
陽奈「んー!やっぱりアイス美味しい〜ねぇ」
裕聖「そうだな」
陽奈「ちょっと嫉妬した?」
裕聖「してほしかったか?」
陽奈「女の子としては嫉妬してもらった方がね?」
裕聖「そういうこと言ってると嫌われるぞ」
陽奈「そうなの?」
裕聖「いや、知らん」
陽奈「でた、テキトー」
裕聖「ほら、これジャスミン茶」ほいっと投げる。
陽奈「ありがと」キャップを開け、口に含む。
裕聖「ジャスミン茶って美味いのか?」
陽奈「うーん…好き嫌い分かれる味だとは思うけど、私は好き」
裕聖「ふーん」
陽奈「気になる?飲んでみる?」
裕聖「いや、いいよ。水で十分」
陽奈「いいの?」
裕聖「大丈夫だって」少し赤らんでいるように見える。
陽奈「ふーん」歩きながら飲み進める。
裕聖「それじゃ」
陽奈「明日寝坊すんなよー」
裕聖「ここ一週間してないだろう?」
陽奈「まだ高校入って一週間しか経ってないからね」




