2話
裕聖「今日はどんな勝負にする?」
陽奈「◯×ゲームかな」
裕聖「勝った方がジュース一本」
陽奈「望むところ」
二人「ジャーン、ケーン、ポン」
裕聖「パーとグーで俺の勝ち」
陽奈「ジャンケンなんでいつも勝てないん…」
裕聖「んなもん、幼馴染なんだからわかるだろ」真ん中に◯をする。
陽奈「その理論だったら私もできるはずなのに」右上に×をする。
裕聖「俺の方が少し年上だからじゃないか?」下に◯をする。
陽奈「日にちは一緒でしょうが」上に×をする。
裕聖「俺は朝7時」左上に◯をする。
陽奈「そんな1時間しか変わらないじゃん」右下に×をする。
裕聖「またイーブンか」
陽奈「やっぱりこれじゃ無理かぁ」
裕聖「それじゃ引き分けだな」
陽奈「全く…手加減してくれればいいのに」
裕聖「高校生のジュース一本も結構高いんだからな」
陽奈「それじゃ先に家着いた人!よーいどん!」急に駆け出す。
裕聖「おい!それずるいぞ!」陽奈を追いかけ、走り出す。
―
陽奈「私の勝ちー!」
裕聖「元陸部に勝てるわけねーだろ」
陽奈「バスケ部なんだから勝てないと」
裕聖「ミニバスな。中学は帰宅部だったのは知ってるだろ」
陽奈「でも勝ちは勝ちだよねー?」
裕聖「はぁ…何が飲みたいんだ?」
陽奈「うーん…着替えてからコンビニ行かない?」
裕聖「コンビニ行くとジュース一本だけじゃ済まないんだよなぁ…」
陽奈「負けた人が何か言ったー?」
裕聖「へいへい、それじゃ10分後な」
陽奈「やりぃ!」
裕聖「クッソォ…」
―
裕聖「1分の遅刻」
陽奈「汗かいちゃったからね」フワッといい香りがした。




