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狐狸夢中  作者: はりまる
2/29

2話

裕聖「今日はどんな勝負にする?」


陽奈「◯×ゲームかな」


裕聖「勝った方がジュース一本」


陽奈「望むところ」


二人「ジャーン、ケーン、ポン」


裕聖「パーとグーで俺の勝ち」


陽奈「ジャンケンなんでいつも勝てないん…」


裕聖「んなもん、幼馴染なんだからわかるだろ」真ん中に◯をする。


陽奈「その理論だったら私もできるはずなのに」右上に×をする。


裕聖「俺の方が少し年上だからじゃないか?」下に◯をする。


陽奈「日にちは一緒でしょうが」上に×をする。

裕聖「俺は朝7時」左上に◯をする。


陽奈「そんな1時間しか変わらないじゃん」右下に×をする。


裕聖「またイーブンか」


陽奈「やっぱりこれじゃ無理かぁ」


裕聖「それじゃ引き分けだな」


陽奈「全く…手加減してくれればいいのに」


裕聖「高校生のジュース一本も結構高いんだからな」


陽奈「それじゃ先に家着いた人!よーいどん!」急に駆け出す。


裕聖「おい!それずるいぞ!」陽奈を追いかけ、走り出す。



陽奈「私の勝ちー!」


裕聖「元陸部に勝てるわけねーだろ」


陽奈「バスケ部なんだから勝てないと」


裕聖「ミニバスな。中学は帰宅部だったのは知ってるだろ」


陽奈「でも勝ちは勝ちだよねー?」


裕聖「はぁ…何が飲みたいんだ?」


陽奈「うーん…着替えてからコンビニ行かない?」


裕聖「コンビニ行くとジュース一本だけじゃ済まないんだよなぁ…」


陽奈「負けた人が何か言ったー?」


裕聖「へいへい、それじゃ10分後な」


陽奈「やりぃ!」


裕聖「クッソォ…」



裕聖「1分の遅刻」


陽奈「汗かいちゃったからね」フワッといい香りがした。



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