↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今日から始まってしまった異世界生活  作者: ドロップスター
2章 奔走するエルフ生活
54/140

第51話 教授とその妻



「どなたか、私を今すぐに自宅に送れないでしょうか?義弟夫婦と買った家で、学園の裏にあるので・・・」


・・・自宅が職場から近いなら尚、毎日帰ってあげて下さい。


まぁ、往復するのは問題ないのだけど・・・

「エンさん、一時的に護衛が減りますが大丈夫でしょうか?」

「俺は構わねーよ。依頼出しといてアレだが、自分の身は自分で守るし、ハニー・・・ラックが居れば大丈夫だ。」

エンさん、リリアンさんに睨まれてますよ。



「はぁ、今回だけですよ?

僕は魔法が下手で使うと暫くは動けなくなります。

なので護衛としての戦力にならなくなりますからね。」

消費MPを抑える固有スキルを保有しているラックさんが行えばいいのだろうけど彼女が瞬間移動を行うと僕が使う時よりも発動までに時間がかかる。

合体していれば良いと思うかもしれないけど古代の人形を見られる訳にはいかないし・・・。




「行った事がない所には行けないので近くまでいきますね。『中距離瞬間移動』」

学園の裏は行ったことがないので一番近くの建物まで行き、そこから走って貰う事にした。


「【固有魔導書ユニーク・グリアモール】とはよく言ったものですね・・・。私に考えがあるのですが、我々の重力を無くして風で操って頂けますか?」

どうして他の固有魔法の事を?


「孫を自慢する手紙も入ってましたので・・・」

何をしてくれてんですか?・・・あのお婆ちゃん。



「調査にいかなくても巻物(スクロール)ができれば、人工的に門 転移門(ゲート)が作れるんですけどね・・・。」


それを言ったら元も子もない。

と言うよりも魔法の初心者なのでまだ巻物(スクロール)等の道具は作成できません。


「調査の道中、巻物(スクロール)の作り方を教えましょう。あ!あの建物です。」



学園の裏は丘になっており、そこには貴族の屋敷とまでは行かないけれど立派な建物が建っていた。


「おかえりなさい、あなた。何ヶ月ぶりの帰宅?」

「3ヶ月・・・いや4かな?」

本当に、どうして自宅が近くにあるの帰らなかったんです?



「おはようございます。ウォールさん。」

「あら、マナミちゃん?大分、MP消耗してるじゃない!貴方!何させたの?」


重力の檻(グラビティプリズン)と風を使っているので限界に近いけど中距離瞬間移動1回分は残ってます。平気ではないけど・・・。


「気にしないで下さい。仕事や訓練としてやってますので・・・」


「あ・な・た?()()()()()()()戻って来たんじゃないよね?」

「も・も、も勿論だ。り、離婚されそうだとか考えてないぞ?」

ビビり過ぎですよ、教授。

ウォールさんはため息をついて

「離婚?するわけないじゃない。だって・・・

とにかく、帰ってこない事には怒ってはいない・・・。

けど、マナミちゃんに迷惑をかけてまで戻って来た事には怒ってますからね。

ウチの人がゴメンなさいね。これはお詫びの品。

私特製のイヤリングよ。早速付けると良いわ。」


「ありがとうございます。」

受け取って早速、耳に付けた。


イヤリング(アイテム)の効果を確認。


名称:ネイチャー・サンクチュアリ

ある鉱石を使ったイヤリングに回復魔法を付与した結果、MPの回復を高める装飾品になった。



凄いものを頂いてしまった・・・。

買うといくらするのだろうか?

・・・考えない方がいいかな。



「お金が貯まったので今度、魔法の鞄(マジックバック)を買いに行きますね。教授、門に戻りますよ。」


「気をつけてね。」


その言葉を聞き僕は教授を連れ、中距離瞬間移動を使って門へと戻っていった。


「なぁ、リリアン嬢。離婚じゃなくて()()じゃないか?確か、ウォールの姐さんの固有スキルって物に宿った魂がみたいな内容だった気が・・・。」


「あ!そう言えばそんな感じでしたね。」


後に僕はこれを聞いた。


離婚しようかなと言う発言は勘違いでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。