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今日から始まってしまった異世界生活  作者: ドロップスター
2章 奔走するエルフ生活
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第48話 祖父への報告


時は遡り・・・

コルトがポストに手紙をシュートして数分後


帝国領イースの町某所、ある一家

「お父さん、お母さん、それと伯母さん宛に虹の手紙が来てます。」


「伯母さんじゃなくてお姉さんでしょ?これが届いたという事は・・・」

「ドットの奴、ついに結婚するのか。相手は・・・は?本当(マジ)かよ!?」

「あら、アナタ気が付かなかったの?ラックちゃん、ドットの事をチラ見してたわよ?」



帝国領イースの町、ある屋敷

「旦那様も立派になられた。(わたくし)・・・俺も 《国境なき冒険者達》の一員として貴方を試しましょう。」


どこかの研究室

「手紙が届いたという事は遂にドット君が結婚ですか。来週は遺跡調査に出るんですよ?大丈夫なんですかね?(手紙を読んで)・・・ドット君、来週まで生きてられますかね・・・」




某国某所

「あの若造が結婚とは年月が経つのも早い。

相手はあの御二方のお孫さんですか。さて、彼の国、イーストリア帝国に急いで行かなくては・・・」




現在

マドリーさんに結婚報告をした後、瞬間移動を使い直ぐにエルフィアの村へ向かった。


「ただいま。お祖父ちゃん。」

「手紙を見たときには嘘だと思ったが・・・本当にラックなのか?」

「はい。」

「うっ・・・そうか・・・」


行方不明になっていた孫がやっと帰ってきたのだ。

僕の方からジジィさんの顔は見えていないが、多分泣いているのだろう。


村を出るときに決めていた事。

ジジィさんとラックさんを再開させるという事。

少し時間がかかってしまったが目的を達成できた。

グス・・・本当に良かった。


「ラックが帰って来たぞ!」

誰かが、そう叫ぶと村中からエルフたちが集まった。皆ラックさんの帰還を喜んでいた。


すると長老様がやって来て

「久しぶりじゃの、マナミさん。それとお帰りラック。皆の者、客人達を集会所に通しなさい。」


集会所ではラックさんの帰還と客人をもてなすという事で宴会の準備をしていた。



さて、一通り村人達との挨拶は済んだし本題に入りますか。


「改めてまして、お久しぶりです師匠!」

それは見事に綺麗な土下座だった。

「数日前、村に来たようじゃが、用があって村を離れておってな。忙しい所、訪ねて来てたのに済まぬことをした。それよりも、先程届いた手紙の中身を確認した。やってくれたのぅ、ドット。」

そう言っているジジィさんは笑顔だ。

「申し訳ございません・・・。師匠。」

それにしても異世界に来て綺麗な土下座を見る事になるとは・・・


「いや、別に気にしとらんよ。ワシは孫が愛した者なら何も言わずに送り出すと決めておったのでな。しかし、マドリーが本気になってしまった・・・」

それで伝説のパーティを招集とか洒落になってない。

無理ゲー過ぎる。




「マナミさん、ありがとう。あれから、ジジィも村を離れ、身を削ってまでラックを連れ戻す方法を探しておった。」

無理をしてだんだな・・・ジジィさん。

いえ、僕は何もしてませんよ、長老様。

「マナミさん、これは私ども村人一同からの贈り物です。」

と言って翡翠色の魔石を僕に差し出した。



この魔石は一体・・・?




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