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第146話 世界の狭間
ここは何処なのだろう?
『そこは狭間っス。』
狭間?
『そう、世界の狭間っス。アンタ、こんな所で何してるっスか?』
僕はここに閉じ込められて・・・。
・・・そうだ、あれから何日経ったのだろうか?
ジジイさん達を助けにいかなきゃ!
『訳ありみたいっスね。助けたい人がいる・・・。それなら力を貸すっス。手を出すっス。』
手を前に出すと人間サイズの猫の手が出現した。
肉球が僕の掌に触れると猫の手は消滅した。
『これで、アンタは時の魔法が使えるっス。』
時の魔法?
『止めたり、戻したりっスね。アホみたいに魔力を使うから乱発はできないっスよ?』
・・・ありがとう。
所で、きみは何者?
『アタシは・・・名も無きモブっスよ。さぁ、行くっス。』
私は転移の魔法を使い、帝国の城の前に行った。
だか、城は無かった。
「貴様、何者だ!?」
兵士の格好をした男に声をかけられた。




