第124話 修行初日
修行と言ってもどうやったらあの人達に勝てるのだろうか?
「私達はマジックアイテムのオークションに行ってきますね。大会に間に合うように帰ってきますので心配しないで下さい。」
そう言ってリリアンさんとアリシアは出かけてしまった。
「マナミの強化か・・・ハニーと一緒にいると魔法を作れちまうからな。」
強くなると言うとそのくらいか・・・。
魔眼はいつ発動するかわからない未来予知だし・・・。
「マナミの嬢ちゃんが使う格闘術は見た事がないものだったしどうしようもない。」
どうしようか・・・。
困っていると目にサラシを巻いた老人が近づいてきた。
「マドリー殿に啖呵を切ったのに情けない。」
「師匠!?」
「ドットよ、久しいな。ブラック・ネーム・・・成る程、お主がマドリー殿とジジィ殿の孫か。それに異邦人のお嬢さん。お困りだね?」
老人は僕の方を見てこう言った。
「この娘さん、面白い眼を持っておる。ドットよ、この娘さんを暫く預からせてくれんか?」
眼?
「左眼と右眼で違う魔眼を持っておる。」
「未来視の魔眼ではないのですか?」
「いや、未来視や予知などの類ではない。我々、魔眼使いの天敵になりうる存在だ。お主には昔、話したよな?遭ったら逃げろと。」
魔眼の天敵?
「まさか・・・師匠が探していたあの?」
「複写の魔眼、それに記憶の魔眼。ただの人間が持っとるとは思いもよらなかったが・・・。」




