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第123話闘技大会開会

ノースから戻ってきて数日後、闘技大会が始まった。



「今年は『緑炎』を始めとする伝説の強者共もいるので、腕を振るう様に、以上!」


ノースの国王様がそう宣言をした。


帝国主催、ギルド協賛なのに何故、挨拶が関係者ではないのかというと、その該当者達であるギルドマスターや皇帝ががこの大会に参加しているからだ。

「『緑炎』だと!?冗談じゃねぇ!帰ってクエスト探して受けた方が金になる。」

参加者の殆どがこの反応を示した。

1人が辞退を申し出ると次々と辞退していった。

その結果、僕ら以外に残ったのはマドリーさんと彼女のかつてのパーティーメンバーだった。


マドリーさんのパーティー

「ドットの小僧、人数を合わせてやるからパーティー戦と行こうじゃないかい。」

「俺はどこにも所属してないんでね。どうする?ハニー・・・じゃなかった、ラック。」

エルフの老夫婦の殺気が最大限になっているが当事者達は気がついていない様だ。

「そうですね。折角ですから伝説のパーティーとやってみましょう。それに勝たないと(結婚を)認めて貰えませんし。臨時ですが、ダーリンもうちのパーティーに入って一緒に戦って下さい。」

「ああ、師匠や緑炎様に認めてもらわねーとな。」

エルフの老夫婦の殺気は更に強くなった。

「ダーリン。」

「ハニー。」

はい、そこ2人の世界に入らない。



「成立だね。日程はまだあるからね。アンタら今のままだと私らに勝てないからね。そうだね・・・5日後、本来なら決勝戦の日まで修行してきな。」

かなり殺気を抑えてマドリーさんはそう言った。


私達はマドリーさんのこの発言に誰も反論する事が出来なかった。


ノースからの帰り道に聞いた話だとマドリーさんとその仲間達は世界を滅ぼす様な魔物を討伐していたらしく1人1人がSランクの魔物を単独で狩れる強さだったそうだ。

ついでに解散の理由は高齢化による衰えというのも聞いた。

(マドリーさんとジジィさんはエルフでも高齢期で、人族のメンバーの大半も40を超えた者が増えてきたという理由で解散。)



「5日後ですね。わかりました。」

「ふん、5日じゃどうにかできるとは思わないけれど、頑張る事さね。」

「さぁ、行きましょう!」

こうして、5日間の修行が始まった。

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