第116話 城下町ギルド2
僕たち4人は事情を説明した。
「そうかい・・・。今、城に行くのは得策じゃないね。国王がおかしくなったのは知っているね?」
「多分だけどアンタの兄さんだろうね。」
「あの小心者の兄貴がか?」
「ああ。2つしか離れてないけどな。」
「誰かが唆したとしか思えない・・・。」
「そんで、作戦はあるのかい?」
「そこは僕の幾つかの固有魔法でどうにかしてみます。」
まぁ、大概は科学的な魔法を使えば解決しそうな気がする。
流石に魔力が使えない牢屋とかじゃ無い限りはね。
「聞き間違えじゃないよね?固有魔法は生涯で、1人1つ使えればいい方だし、長命種族のエルフですら2つが限度なのに・・・。通り名は盛る場合が多いいからね。明日は早いんでしょ?もう宿に行ってゆっくり休みなさい。」
ギルドを出たら3人とも険しい顔になっていた。
「アイツは影武者だ。本当に雇い入れてたとは・・・」
「そうですね。マナミさんに旦那さんの自慢してませんでしたし。」
「お酒も一口も飲んで無かったですね。」
え?どういう事?
会った事のある3人によると、緊急時であろうと人と話す時は、お酒を飲みながら旦那さんの自慢をするらしい。
「もう1人、味方になってくれそうな奴がいるから会いに行くぞ。」
アリシアはそう言って走り始めた。




