表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
108/140

第115話 城下町ギルド1


問題なく門を通り抜けて行く所は冒険者ギルド。

他の場所のギルドマスターと同様、ここのギルドマスターもマドリーさんのパーティーに籍を置いていたらしく、力になってくれるかも(ラックさん談)との事でやって来た。



受付で封書(出発の直前にマドリーさんがくれたもの)を出すとギルドマスターの部屋まで案内された。


「入って来なさい。」

部屋の中から女性の声がした。


「失礼します。」

「久しぶりだね。ラックちゃん、リリちゃん。」


「お久しぶりです。」

「お久しぶりです。」


城下町を歩いている際にドワーフの女性は幼く見える事をアリシアから聞いていたので、ギルドマスターが童女でも驚かなかった。

ギルドマスターがドワーフなのも想定していた。



「そちらは初めましてだね?固有魔導書のマナミ・クロセ。」

何だろうか?目の前の童女ギルドマスターに見られているだけなのに物凄い冷や汗が出る。


「成る程、面白いね。人?それともエルフ?」

因みに今の姿は人の姿。

鑑定等でステータスをみたのだろうか?


「いや、私は人に対しての鑑定は持ってないよ。君が所持している見たこともない武器や道具さ。」


全部スキルで収納しているはずなんだけど・・・


困惑しているとラックさんが小声で話しかけてきた。

「人を見た際に、例え異空間にしまっていてもアイテムが一覧になって見える魔眼だそうです。」


何それ!?

驚いているとギルドマスターはアリシアの方を向き睨むようにしてこう言い放った。

「それで何で行方不明の姫様が一緒なの?」と。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ