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勇者とチートと物語  作者: 紫藤 霞
物語の始まりと勇者と言う者
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戦闘開始

一週間と言いながら一週間が過ぎてしまったorz

 それはそれとして兄を入り口において教会内部に突入。

 と言っても入り口から普通に入ったわけだけど既にゴブリンとの戦闘で負傷している神父やシスター、一般人などが数多く収容されている。

 そして、信じられない事に


「進入されてる?!」


 2体のゴブリンが既に人を襲っていた。

 皆が皆、必死に女子供、老人を助けようと男性が動いているがゴブリンをとめるには至っていない。

 けが人が増えるだけの状況になっていた。

 話を聞くにはこの状況を打破する必要が出来た。


「麒麟!」


 

 自分の相棒ともチートの一つを使い呼べる武器を呼ぶ。

 手の方は両肘まで、足の方は両膝までがオリハルコンで出来た素材の物で覆われる。

 即座に目の前の一匹に近寄り蹴り砕く。

 その衝撃でゴブリンの身体が血飛沫を身体から出しながら崩れ落ちていく

 もう一体はけり砕いた勢いそのままにもう一匹に近寄りその頭を捕まえて握りつぶす。

 それだけで、この中に居たゴブリンの制圧は終わり。

 


 外で戦っている人達も冒険者と言う感じの人はいなかったし装備も悪かった。

 だが外はアムド兄が加勢したらもう問題は無い

 教会内、その中でも手一杯になりながらでも指揮をしている教会関係者に話を聞く


「失礼!貴方がここの責任者か?!我が名はクリスティン、王位継承第五位の王族だ!」

「お、王族?!そんな、王子ともあろうお方が何故此処に?!今は見ての通り戦闘中です、このまま此処で時が去るのを」

「悠長にしていられない状況だ。要件は二つ、一つ北に百キロの地点にコボルト、ゴブリンの混成部隊の増援100!二つ、「勇者」召喚の容疑で此処の司祭と話がしたい!貴方が司祭か?」

「ひゃ、百……?!そんな、た、もはや堪えることなど」

「「姫騎士アイリ」「激情のカラド」の二人の王位継承者が殲滅に向かっているから問題は無い!それよりも司祭はいずこに?!」

「た、多分司祭様は地下いるかと……こ、机の下から地下に続く通路がございます!」


 神父の言う通り人一人がどうにか通れる程度の地下への通路があった。

 この先に和也と徹夜がいる。

 いても経ってもいられずそのまま突入を決めた私はその通路を駆け下りた。


 ドアを派手な音を立てて開いたその先には


「っ外道が!」


 「勇者」を”盾”にしながら生き残ろうとする教会の面々が数人、居た 

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