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GHOST TOWN  作者: mizuki
4/4

序章・詰み

iphone使っていますがこの話書いてる途中にメモ帳が落ちて書き直す羽目に…。


そのせいで少し適当になっているかもしれません


いつか書き直すかもしれないです。

目が覚めた俺は、気づいたら見知らぬ家にいたようだ。


「ここは…どこだ?」


そして全身が痛い…


少しパニックに陥っていた俺は

ある人物の言葉で現実に引き戻される。


「目が覚めたんだね…藤崎君」


「!?」


なんで…あの時俺は逃げた…そしてナタを持った女に襲われてあまり考えたくはないけど…


(死んだ)


思いっきり切り裂かれたんだ…


死んで当然だ。




これは…妖怪なのか?


思わず逃げようとして後ろをみる…。


しかし四方八方化け物だらけだ。


「くそっ…。」


逃げるのは無理そうだ。


恐らくここから逃げ出しても、

この辺には、かなりの数の化け物がいるだろう。


そんなことを考えていたら、神桐が。


「早速だけどこれについてせつめいするよ?けどその前に君はなぜ紙が読めなかったなんて嘘をついたの?」


「嘘じゃない。確かに文字が読めなかった。」


「じゃあ、今から取りに行ってきてもらうよ。」


すると、1人?の化け物が立ち上がり外にでて行った。


全く話の内容がわからない。


気まずいまま少しの時間が経つと化け物が戻ってきて、神桐に紙を渡した。


その紙には確かに読めない場所があった。


「ほらな、俺は嘘をついていない。」


「嘘…」


何故かすごく驚いている。


「誰かがこの状態を作るためにこうした…。しかしなんの為に?全く読めない。もしかしたら君がわざとそうしたかもしれない。」


俺は反論をする。


「なんの為にだ?俺にはこんなことが起こるなんて予想はできないはずだ。」


「うーん…そうだね。」


あっさりすぎる…。


なにを企んでいるんだ?


わからない、だから俺は勇気を出して聞く事にした。


「お前は何者なんだ?俺の記憶では、お前なんかいなかったんだよ!それになんなんだ?この化け物は!」


「そうか、君は昔の事を本当に覚えていないのか。

昔の君は彼らと普通に接していた。」


なん…だと?俺が、こんな化け物と?そんな事があるはずが無い。


「そして、ある日、君は急に違う場所に引っ越す事になった。

なんでかわからないけど…そして最近になってここに君が来ると知ったと同時に記憶が無い部分があるとも聴いたときにこうする、って決めたんだ。注意書きを書いて、君を昔みたいな、事にさせないと…。

それに普通の人がこの光景を見ると、驚くと思うしね。しかし何者かが紙をこんな状態にしてしまった…原因はわからないけど。まあ、結局こうなってしまったんだけど…。今から2つの選択肢をあげる。」




今までは、非日常が欲しいと思いつつも、幽霊とかは信じてはいなかった…それが一瞬で崩れた。


「まずは最初の選択肢、今まで通り過ごす、けど君にはある事をやってもらう。

もう一つの選択肢は…」


一呼吸おいて、はっきりと言う


「ここで…死んで」


「!?」


正直に言うと、俺は死にたくない…たとえ普通の人がこの状態におかれても、死を選ぶ人は少ないだろう。


なぜなら、一度、鉈で切り裂かれているし、目の前の化け物。

『普通』では、あり得ない事が起きすぎてるのだ。

殺すとしたら簡単に殺せるだろう。


しかし、おかしい点もある。


「待て、お前らが俺の記憶を無くしたんじゃないのか?そして昔の俺の記憶の内容は?」


続けて言う


「そして、俺の怪我はどうした?明らかに鉈で切り裂かれた。実はもう死んでいますとかそういうオチか?まさか、ドッキリとかじゃ無いだろうな?」


半ば自分に言い聞かせる様に言う。


「君の記憶に関しては、私達は一切、関与していない。

そして、君の記憶の内容は、残念だけど言えない。この記憶は君自身のものだし、君が自分自身の力で思い出すべきだと思う。」


納得いかねえ。


「そして…怪我に関しては、もし、君がさっきの質問に、はい。と答えるなら教えてもいい。けどいいえ。と答えたら…これから死ぬような人に教えてもなんにもなんないし…。」


「それに…ドッキリなんかじゃない。」


はっきりと言われ、俺の最後の希望がたたれた。


もう、どうすればいいんだ…。


最初からこんな場所にいかなければ良かったんだ。


親父を、本気で恨みたい。


「はあ…本当に断ったら殺すのか?」


「 うん、殺す。」


うっ、本気か。


しょうがない…適当に揺さぶってみるか。


「まて、お前らは俺のことがわかっていても、俺はお前らの事がわからない…。本当に信用できるのか?」


「うん、こんなこと急に言われても困るとは思ってる。だけどこれをみてしまった人をこのままにするのはこちら側が困るの。君を信じてるから、私達を信じて。」


理不尽だ…こちら側が困るから俺に死ぬかよくわかんないことをさせられるかを選べというのかよ。






どの位の時間がたったか。


いや、少ししかたっていないだろう。しかし俺にとっては永遠とも言える時間だった。


急に化け物の1人が部屋に入ってきて、


「神桐、奴がこの屋敷にきた、

恐らくは、藤崎とかいう奴を狙いにきたんだろう。」


なんだ、どいつもこいつも俺狙いか。


もう好きにしろよ。意味がわからなすぎる、どうでもよくなってきた。


なにをすればいいかわからずしばらくの間立ちすくんでいた。


少し経つと、俺を襲った女が部屋に入ってきていた。


呆然と立ち尽くす俺。


「藤崎君!速く逃げて!みんな藤崎君を守って、」


なぜだ?殺せばいいだろ?

『約束』を破った俺を…。


そう指示したものの、もうほとんどの化け物が血を出して倒れている。


「みんな…大丈夫?よくもみんなを…くらえっ!」


神桐は、女にその場にあった棒をふって殴った。しかし、女はそれを意図もたやすくよけた。


棒をふった衝撃で神桐は、体制を崩した。


そして…この隙に




女は鉈を







神桐に向かって…。











振り下ろした。




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