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指輪



──眩しさで死ぬかと思った。

目を開けた瞬間、脳が爆発する音がした。いや、した気がした。


「う゛〜〜〜〜……っっ……だれだよ、昨日飲ませたやつ……誰なんだよ……俺?」


声が出ない。体も動かない。

口の中は何かの遺跡。胃は生き埋めにされた感じ。

意識は朦朧として、何度も寝直そうとしたけど──


「おーい、起きた?ちょうど良かった、はいどーぞ。二日酔いに効くやつ作った」


「んあ?何これ……緑色のうどん?」


テーブルに置かれたのは、綺麗な湯気を立てる香味野菜たっぷりのうどん。

香りだけで脳が解けそうになる。

つるりと一口──


「……っ、う゛まッ!!??」


おかしい。

口当たり優しいのに、喉を通った瞬間、魂が救われた。


「……あれ……何だこれ……なんか……超元気になってきた……」


頭も体も、嘘みたいに軽い。

むしろ今なら走れる。ジャンプできる。踊れるまである。


首をかしげていると──

モースがスプーンくるくるしながらニッコニコで言った。


「えへへ〜〜、俺さ、昨日【料理人】に転職したんだよね。

ついでに、作った料理にバフが乗るようになった!」


「は!?お前そんなんアリ!?どんだけ成長早いんだよ!!」


「まあまあ、ほら、あんたもステータス見てみ?」


「おん……」


言われるがままに表示を開いた瞬間──


【現在の状態異常・バフ】

▶︎ 地の精霊の祝福

▶︎ 食事効果:

気力上昇+15%

魔力回復速度+15%

運気上昇

気分補正

「…………」


「…………」


「お前これ、合法か?やばくない!?!?」


「聞いて驚け合法だ」


はん、神め。

目覚めの地獄から救い出され、うどんと共に魂の昇華を果たした俺は──

もう止まらない。


「俺今日依頼行ってくる!!」


宣言と同時に立ち上がった。足取りは完璧。気力は満タン。

だってそう、朝から合法ハイテンション!!

料理バフ、マジでやばい。ありがとうモース、俺の神。


「どこまで行くんだ」

と冷静なモースに言われて、


「封鎖されてない方の森!」


と答えた俺。

実際出向く予定の場所はバリバリ封鎖中だ。


「今日はそこまで危険な場所じゃないから一人で……」

「いや、心配だな」

「いやいや!」

「ライアスもそう思うだろ?」


こっちは何とか誤魔化そうとしてんのに……

ライアスのやつ、階段を降りてきて伸びしながらごもっともな一言をぶちかましてきた。


「確かに心配ですね。君は判断力と観察眼なら多少あるかもしれませんが、ステータスは嘘をつかないので」


「ねえ嘘つかないとかそういうのってもっとポジティブな主張する時に使う文句じゃねえの!?」


まったく容赦がねえ。


でも、そんな俺に一筋の光が差し込む……


「では、この子を連れて行くのはどうですか?使ってみると案外頼りになりましたよ」


そう言って、ライアスが指差した先から──

白蛇、爆誕!!!

優雅に光を纏ったその小さな魔物は、するりと俺の首元に絡みつく。


「え、いいのか!?」


「最初はあまり頼りないように見えましたが、それでもC級程度の魔物相手なら簡単に対処できるでしょう。しかし攻撃以外の守りや支援に期待はしない方が良いです」


「これなら安心できる気がする!さんきゅライオス!!」


そして振り返ってモース。


「モースも、行ってきまーす!!」


「おー。そこにある飲み物持ってけよ。お前のお望みの品だから」


差し出された小瓶には、ほんのりとした甘い香りとほのかな炭酸が……

炭酸!?どう錬成したんだ!?大好き!!


「ちゃんとバフついてっから」

「……結婚して!!」





「さて、この辺り……」


俺は静かに足を止める。

今いるのは、下級悪魔が目撃された座標の付近──

つまり、“あの”指輪が落ちているかもしれないホットゾーン!


シャトロの仲間たちもこの辺を捜索してる……が、

今朝の市場で見たシャトロの不機嫌っぷりから察するに、まだ見つかってねぇな。

ということは──


今がチャンスッ!!!


「よし、慎重に……な?」


まずは【魔道具鑑定】発動ッ!!


周囲の魔力の流れを“読む”──

……おっ!?

遠方に魔力の反応ひとつ!!


ちょっと近づいてみると、茂みの先に二人の男の姿。

見た感じ、あいつらが持ってるのは……

【魔力探知機】。

ちゃんと同じ目的ってわけね。


「はぁ……もう見つからねえだろ……どんだけ探すんだよ」

「おい、悪魔に聞かれてたらどうすんだよ」

「俺らには期待してねーから監視もしてないだろ。つーかこんだけ探して見つからないならもう探さなくてよくね?要は悪用されなきゃいいんだろ?あーもう早く見つかれ!」

「高い魔道具を振り回すな!」


──って、めっちゃ雑に探してる!?


「…………一度休んでから、今度はあっちを探してみようぜ」


ってな感じで、奥へとゆるゆる消えていった。


「ふむ……」


これはラッキー。

無駄にガチな探索者じゃない分、今のうちに俺が動けるってことだ!!


それにしても、【魔道具鑑定】……

探知距離、想像より長いな?


「……ふふ」


あの探索者ペアが雑魚だったのは運が良い。

今は俺の独壇場ってわけ!

【魔道具鑑定】も予想以上に探知距離があって、

木の上とかにも反応あるっぽいし、これはガチで見つけられるかも?


「よし……あの枝のあたり──ん?」


風が揺れる。木漏れ日がちらつく。


「……んんん……?」

なんかいる──って、ギャアアアアアアア!!?


「よし、叫ぶのは耐えた」


……って冷静になってる場合じゃねえ。

──木の上に群がる蝙蝠型の魔物!!!

デカい!多い!なんか光ってる!

って、俺いま隠密行動中なんですけど!?


「来るんじゃねえぞ……いいか……」

通じるわけでもないが語りかけながら後退りしていると……


バシュン!!


「……へ?」


木の上から放たれた雷撃が、蝙蝠ごとズドンと一掃した。

まるで──そう、雷神の一閃……!!


視線を落とすと、白蛇。

おま、お前か!?

俺の首元に巻きついてたその子が、まさかの雷属性!?


「ちょ……頼もしすぎでは!?」


それからしばらくして、今度は水辺の探索。


「このあたり……ちょっと怪しいぞ……んしょ」


と、足を池に入れた瞬間──


「…………あっぶなッッ!!?」


ギリギリで気づく。

足元、水の奥で魚型の魔物がカッと口開けてスタンバってた。

危うく食われるとこだった!!!


けど、ふと気づく。魚が動いていない。

これは……石化魔法?!

白蛇が俺が足を踏み入れる前から察知して、魔物に対処してくれていたらしい。


「まじでお前、万能すぎない!?こわい!!ありがとう!!」


その後も、俺の苦難は続く。


草むらの奥に【魔道具反応】アリ。


「ふむふむ……このへんか……」


ズザザザザザ……


なんか、植物動いてない?

あ、これ、やばくない?やば──


俺が植物に絡まれるの巻だわ、これは。


「んっ!? う、わっ!?!?どこ触って──おい待っ」


──状況が、あまりにもエロ同人展開!!!

マジでやばい。色んな意味でまずい。助けて。これ以上は出せない。


シャアアアン!!!


風刃がうなり、絡みつく蔦たちを一掃!!!


白蛇!まじ天使!

いや神!!!!……いや、嫁?


「ありがとうありがとう!」


というわけで、俺の指輪探しは──

完全に白蛇のサポートゲーと化していた。


「……いやマジで、俺より主役してんだろお前……」

首元の白蛇は、なんか得意げに尻尾を振っていた。


そうして地図を見ながら虱潰しに歩いてゆくと……


──それは、不意にだった。


俺は地図を片手に、魔力の反応を頼りに虱潰しの探索を進めていた。

モースに貰った飲み物のバフもついて絶好調の体調。

白蛇の徹底サポート。

これで見つからなかったらもう泣くしかない、ってぐらい集中してた、ら……


「……げ」


遠くの巨木。その高い枝に、でっかい鳥。

いや──鷹だ、馬鹿でかい鷹型の魔物。

銀色の羽が陽光を撥ね返してギラギラと輝く。


「……あいつ、こっち見てね??」


ばっちり視線が合った気がした。


ビリビリと肌を這うような“感触”が俺を襲う。

いや、あれは……相手にしたらいけないような……


しかし、

──【魔道具鑑定】その反応は確かにその鳥の……


「……体内かよ……」


あの鷹型魔物の、腹のど真ん中から──

はっきりと感じた。強い、異質な反応。


【下級悪魔の従属印】

上級悪魔によって生成された特殊な指輪。

悪魔の眷属の中でも“下級”とされる存在を、支配下に置く魔具。


「……マジかよ、アレ……」


間違いない。お目当ての指輪は、あの化け鳥の中にある。


っていうか、どういう経緯でそんなとこ入った!?光るものが好きなのか!?


「うーん……まともに戦って勝てる相手じゃねえよな……?」


白蛇もなんだか急に体調が悪そうにして服の中に頭を突っ込んでいるが……ここで簡単に引き下がる俺でもない。


──そうだよ。

俺が、最近どれだけ魔法陣と魔物の生態を勉強してきたと思ってる!?


ただ逃げ回るような俺じゃねえんだわ!!


「へっ……派手にいこうぜ……!」


俺は腰のポーチから携帯式の小型魔道鏡を取り出した。

それを、角度を変えつつ陽光へ──強く光を反射させる!


ギラリ、と

反射光が、あの馬鹿デカ鳥の視界を斜めから突く。

一瞬、あいつの首がカクンと動いて──


「……来たッッッ!!」


バサアッ!!!という爆風のような羽ばたき。

鷹が飛んだ。こちらに向かって一直線に。

空気が裂ける音が耳をつんざく!ヤバい!!怖い!!!でも冷静に対処しろ!!


その瞬間、風が弾け、地面の草木がなぎ倒される。


俺は、鷹の猛突進を真正面から迎えるその一歩手前──


「……撒くっ!」


ジャラ、と腰の瓶を一振り。

石灰、そして魔法陣の材料である翠陽石の粉塵を空中にばら撒く。


「一歩、下がる……!!」


ズザッと足元を滑らせながら後退。

目の前を、鷹の巨大な翼と、鋭利な鉤爪が──紙一重で通過ッ!!


その風圧だけで粉塵のほとんどは吹き飛ばされる。

が、わずかに残った粉が、鷹の顔周りにまとわりついたのを──俺は見逃さなかった!


「……吸ったな?入ったな?目に、入ったな!?」


バッ!!とこちらを再度振り向く鷹の顔には、明らかに異常が出ていた。


石灰と翠陽石の粉塵──毒性高し。強アルカリ性。吸えば喉が焼けるし、目に入れば火傷のような痛み。


「へへっ、痛ぇだろうなァ〜!?」


だが──鷹は怯まない。

逆に怒りを倍加させて、翼を広げたまま地面すれすれの弾丸と化す!!


「……なら、第二手!!」


俺は今度は別の瓶、紅雷石の粉末をパァッと空に投げ上げる!


「そして……これだよこれッ!”陣紙”ッ!!」


パチンと陣紙を指で鳴らすように展開!

あらかじめ書き込んでおいた小型魔法陣が空間に浮かび──


「蒼き生命の根源よ──

今こそ牙を持て、【霧波】!!!」


発動ッッ!!!


地を這うように、冷気を含んだ霧が一気に前方へ噴き出す。

それは粉塵を巻き込み、濃霧のように鷹を包み込む、その瞬間──


鷹の全身、特に羽や顔に付着していた翠陽石が霧に反応して微細な爆発を起こす!


「グェアアアァアアアア!!!!」


湿気+紅雷石+魔力の刺激で、翠陽石は過敏に反応して微爆発を起こす性質がある。


「これぞ、魔法陣で最も禁忌とされる組み合わせ……!!」

「そう、化学反応を利用した局地的爆破陣!天才軍師式!!」


さすがに顔付近で連続爆発を食らった鷹は、暴れながら上空へと飛び退いた!


羽根が焼け、動きに乱れが出てる──!

思ったよりダメージは入ってるみたいだ……さっきより勢いは衰えたな。

「天は地に堕ちよ!【捕縛雷陣】!!白蛇も援護してくれ!!」

逃げられんのが1番困る。

だが墜落してきているように見えるぞ。

対空戦であることが1番の不利要素だったからな!!いける!!


「いけ!白蛇!魔法だ!」

「もう一丁!」

「まだまだ!」 


暫くは合いの手を入れつつ、その場で補充した陣紙で拘束魔法を定期的に発動するのが俺の仕事だった。

結局、鳥が地面に堕ちるまでに何度攻撃浴びせたかわからない。

気絶させるだけでこれだけかかるとか実力が違いすぎるだろ。


バサァァアア……ッ!!!


地に落ちる巨大な鳥。

焼け焦げた羽根からは煙が上がり、鷹の瞳は白目を剥いて、ビクとも動かない。



途中からは風の刃で攻撃されたが、精度の低くなった攻撃を避けるのは容易かった。

最初からその手を使われていれば危なかったかもな。



俺は荒れた呼吸を整えながら──ふらりと立ち上がった。


「……よ、っしゃ……!」


一歩、二歩と足を運ぶ。


さすがに何度も攻撃を当てたせいで、翼の骨もズタズタだ。

空を飛ぶことは、もうできねぇ。



勝った。


そう、確信した。


「ジャイアントキリングってやつだろこれ!?俺すげぇ!天才!カッコよ!」


ぐるると肩を回しながら、以前仲間に情けで貰った錫杖を手に鳥の前へ。


「悪いけどな……トドメ刺させてもらうぜ」


ヒュッと振りかぶって──


「おりゃあッッ!!」


ゴッ!!!!!!!


……音が重すぎた。


「ぎゃああああああああああ!?!?」


俺の腕が壊れた気がした。

でもまあ、鳥の動きも止まったままだし……これで、完全に気絶確認!!


「うおおおおお〜〜〜〜!!!!やった!!俺の勝ち!!!」


叫びながら、全身の筋肉をぷるぷる震わせていた。

アドレナリンMAXで、いま俺マジで無敵。


「さーて、目的のブツ──見つけ出すか!」


そう。

俺が欲しいのは、この鳥の中にある指輪、それだけ。


鞄から解体用の小型刃物を取り出し、

胸元の羽をかき分け──


「よっと……はい解体開始しまーすっと」


と、その時だった。


──ザッザッ……!!

草むらをかき分けて近づいてくる足音。そして──


「え、お前、そこで何をしている!?」


「……っ!?」


びくんと背筋が跳ねる俺。

解体に集中してたもんで、完全にノーガードだった。


「ここは今、立ち入り禁止区域だぞ!?」


聞き覚えのある声。


振り返れば、そこにいたのは──

今朝方、俺が魔道具鑑定で見かけたあのガサツ二人組の男たち!!


あー、いたねぇ君たち! さっきは魔力探知機振り回してボヤいてたけど!!


「ちょ、お前ら……それ今さら言う!?俺もう命がけで戦って勝っちゃった後なんだけど!?!?」


「戦った!?って、その鳥を倒したのか!?」


「見りゃ分かるだろッ!!このボロボロの天才軍師ボディを見てから言ってくれ!!」


男の一人が、ぽかんと口を開けて鳥の死骸と、

その傍らで腕をぷらんぷらんさせてる俺を交互に見つめていた。


「お、おい、こいつマジかよ……あの大鳥を倒した?そんなふうには見えないけどな……」


「どこがだよ!!この血!この腕のぶらぶら具合!!完全に死闘の証じゃん!!」


叫びながらも、やたらと上がる俺のテンション。

いや、探索と戦闘中の擦り傷と打撲の痛みで上がってるだけかもしれないけど!!


そんな俺の前で、二人組は小声でヒソヒソ会議を始めた。


「……ゴホン。俺たちはギルドから派遣された、悪魔関連調査の職員である。うん、そう、そういう立場である!」


急に語調を強めてきた片方の男が、ちょっと胸を張りながら言った。


「ええと……その……君が魔物を追ってこの区域に入ったのなら……うん、今回は特別に、処分は見送る……!!」


「え?マジで?」


「マジだ。さぁ、早くここを離れるがいい……何も見なかったし、何も聞かなかった……。いいな……?」


隣の男が目を見開いた。


「おい、本気でいいのかよ!?こいつ、なんか怪しいぞ」

「見てみろよあの目。イかれてんぞ。あと、血まみれの錫杖に、Bランクの魔物の死骸、さらに……」


ちらっ、と俺をチラ見。


「……言動も挙動もだいぶキてる」


「おい悪口か!?」


「わかってる。だからこそ……下手に刺激したら俺たちがまずいからここはだな」


「……」


「……」


「じゃあな!!!!!」


──即・全力撤退!!


今朝食堂でこっそりパクってきたモースの飯のパンを咥えて筋力気力を底上げ。

【身体強化】の陣紙を限界まで重ね貼りして、

ズリズリと巨大な鷲を引きずりながら森を後にするッッ!!


体力はギリギリ。

魔力もスッカスカ。

でも白蛇がちょっとだけ風魔法で押してくれた!!ありがたすぎて泣く!!!


どうにか誰にも邪魔されない森の奥まで運びきり、

その場で解体を開始!!


──そしてついに……!


「……あった……ッ!!」


血と粘液にまみれながらも、俺の手に収まったのは、

金属光沢を放つ──あの指輪。

台座の上には赤黒い素材で描かれた印章。


【下級悪魔の従属印】


「うおぉぉぉぉ……っっ!!ご対面おめでとうございますゥゥ!!!」


本来ならこの輝きに酔いしれたいところだが、

今はドロドロなので無念にも袋に突っ込んで帰還準備。


残った素材も本当は持ち帰りたいが──


「……さすがに全部は無理か……っつーか重すぎんだよバーカ……」


と、悪態をつきながら、

高価そうな部位だけ慎重に解体して荷袋へ。


日も傾き始め、空が茜に染まりつつある頃──

俺は、達成感とバッキバキの筋肉痛を連れて、森を後にする。


「ふふん……これで俺も英雄だぜ……」


──誰にも見られてないけどな!!!!

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