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クラスで異世界転移したけど何故か俺のステータスだけ恋愛ゲームでした〜意外と戦えるみたいなので女子と仲良くなって魔王倒します〜  作者: 風野唄
第二章 金に囚われた人々

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051話 悪党狩り

誤字脱字や文章の下手さについてはご了承下さい。投稿予定時間になるべく投稿できるようにします。

面白いと思っていただけたら評価やコメントお待ちしております!

「はぁー、疲れたー」


宿に戻ると疲れのあまりソファに寝転がる。

ふかふかのソファーが優しく俺の身体を包み込んだ。

今日一日、かなり動いていたからな。

眠気が一気に押し寄せて来た。

リルとラルも眠そうにしているし、このまま3人で寝てしまうのも悪くない。


バタンッ!


勢い良く開く扉。

大きな音に驚いたリルとラルが飛び上がる。

寝ようとしていた俺も一気に眠気が覚めた。


大層お怒りの様子の御三方。

近付いて来れば来るほど、その怒りが良く分かる。


「ちょっと!何よ、この置き手紙は!」

「そうだよ!そうだよ!こんな大事な事があるなら直接会って言うべきでしょ」

「・・・ちょっと怒ってる」


普段は感情の変化を見せない白司録まで怒りを露わにしている。


「申し訳ないとは思ってるけど。身体が勝手に動いたんだよ。あんな事聞いたらじっとしていられないだろ?」

「「ご主人様も悪気は無かったと思うので許してあげてください」」


可愛い可愛いリルとラルからも許してあげる様にとフォローが入った。

1番怒っているミラは2人には甘い。

だから、このお願いを聞いて許してくれるはずだ。

良い仕事をしてくれるな2人とも。


「リルー!ラルー!そうやってシローを甘やかさないのっ!」

「「 は、はいっ!」」


折角のフォローを無効化されてしまった。

その後も説教は続き、1時間くらいは正座で話を聞かされる。

途中で足が痺れて崩そうとしたが、それすらも許されない。

話が終わるころには足の感覚が無くて、立ち上がれなくなっていた。


「ちょっ、ちょっと。大丈夫?」

「大丈夫では無いけど、深く反省はしてます」

「こ、この辺にしとこうか」


流石にミラも悪いと思ったのか、説教はここで終わった。

足の痺れで説教の1つでも終わるなら安いものだ。


「それで?どうだったの?」

「あぁ、泥喰らいの話は70パーセントくらいは本当だろうな。街中に噂が出回っているし、魔族も俺達は見ている。これが嘘であるとは思えない」

「それなら止めに行くんでしょ?」


やれやれと言いながらも顔は嫌そうな顔をしていないミラ。

どうやら俺の考えている事なんてお見通しみたいだ。

この話を聞いておいて助ける以外の選択肢が浮かび上がらない。


「なら、もう少し滞在することになるわ。それでも大丈夫?みんな」

「私は大丈夫」

「事情を聞いてしまったらベリーもノーとは言えないよ。助けないといけない命があるんだもん」


全員で意見が一致した。

誰1人として見捨てるという選択肢は無い。

たった6人。だけど、心強い6人だ。

相手の勢力すらもまともに把握はしていないが不思議と負ける気がしない。

とはいえ、その時がいつ来ても良い様に備えておく必要がある。


まずは戦闘経験でも増やして連携を取れる様にぬっておきたい所。

リルとラルには戦闘に参加させるつもりはないけれど、もしもという事も考えられる。

少し酷な話にはなるが戦い方も覚えてもらう必要があるだろう。


「今から戦いに慣れる為にクエストを受けるにしても夜も遅いしな。ギルドも24時間営業じゃないからどうしたもんか」

「なら勝手に行っちゃう?夜戦」

「どうやって?ギルドは開いてないんだぞ?」


ギルドの規則で勝手な魔物の討伐は緊急性のある物を除いて禁止されている。

これは魔物を討伐する冒険者に偏りがあると金銭面や経験値の関係上で強さに差が出てしまう。


魔王討伐を考えるなら1つ強いパーティが有れば問題無いが、ギルドは各国が運営している営利組織らしい。

そう考えると利用する冒険者が多い方が良いのだろう。


「まぁ、魔物は狩らないだろうね。でも、魔物じゃなければ良いのよ」

「なんだそのトンチは。ある訳ないだろそんなの」

「借りに行くのよ。・・・悪党共をね」


満面の笑みを浮かべながら楽しそうに提案するミラ。

その笑顔が余計に怖い。


でも、理には適っている提案だ。

魔物は駄目でも指名手配の悪党ならいつでも倒して問題ない。

ただ、それが簡単に行くとも思えない話だ。

調べておく必要のある事は山程あるが、相手の居場所くらいは最低限調べておく必要がある。


「ちなみに場所は分かっているから安心して」

「俺そんな事口にしたか?」

「顔に出やすいから分かるわ。場所は西に5キロ離れた洞窟。そこを根城にしている悪党がいるのよ。あまりリルとラルの前で言うのも躊躇うけれど、奴らがやってるのは人攫い。許せた事じゃ無いわ」


人攫い。つまり、奴隷にする為に人を誘拐しているという事だ。


「今すぐ行こう。3秒で潰す」

「ベリーも許せない。そんなことがあって良いはずないのに」

「そうと決まれば、さっさと行動するべきね」


武器を手に取り、宿を出る。

そして、ミラの案内の下洞窟へと向かった。

5キロという距離はそれなりに離れているけど、そんなものが苦にならない程怒りが溢れている。

ミラも俺達がやる気になると分かっていてこの提案をしたのかも知れない。

もしも、そうだったら彼女は天才だ。


5キロの道のりを進み、辿り着いた先には本当に洞窟があった。

中は暗く奥の方は何も見えない。

本当に人がいるのかどうかも先へ進まないと判別は不可能だ。


「ここからは気を引き締めろよ。何があってもおかしくない」


勢い良く突入。

相手にこちらの存在を気付かれる前に倒す。

相手はこんな人気のない洞窟を拠点としているのだから、警戒度も相当高いはず。

俺達の襲撃に気付かれて一気に人を集められると面倒だ。


「何者・・・」


恐らく見張りと思われる男。

手際良く連携を取りミラに気を取られている隙に背後から一撃。

大声を出した瞬間だったので、他の人には恐らく気付かれていないだろう。


「わざわざ見張りまで用意してるってことは間違いないみたいだな」


奥へ進めば進む程敵の数も多くなる。

だけど、俺達のレベルでは相手にもならなかった。

少しは手強くあってくれないと経験にならないが、囚われてしまった奴隷達も解放するのが最優先なので文句も言っていられないだろう。

ご覧いただきありがとうございました。

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