地震が来た時の対処法とは
「机の下に隠れなさい」
避難訓練の時、この方法はもう無理だと感じていた。
実際に揺れを経験したからだ。私は、震度1から震度7の地震を経験したことになる。
理科の先生から言われていたことがある。「震度7は、諦めなさい」
定年までもう少しの先生だった。多分、実際に震度7を経験したのだろう。
んなわけないwと思ったが、実際に経験して思った。
机に隠れるなんて、無理だ。隠れたところで、固定していない机は動く。
地震が起こった時、私がしている行動は以下の通りだ。
・初期微動、地震速報が鳴った時点で外へ通じるドアを開ける(避難経路の確保)
・上を見て物が落ちてこない位置を把握、その場所に座る(安全の確保)
地震の映像を見てもらえればわかるが、震度6になると重めのデスクや商品棚が普通に動く。私が使っているのは、ニトリの手動昇降デスクだ。
結構な重さがあるデスクが少しだが移動するのだ。学校の軽い机は、もうしっちゃかめっちゃかになる。
固定されていない机や棚は凶器だ。その下に隠れるのは、危ないと思う。
固定していない家具も飛びます。うちでは、炊飯器が飛びました。あと、エアコンのカバーと窓本体。
経験上、机の下に隠れていると部屋から出られるなくなる可能性があると学びました。
私の部屋がそう。私の部屋は一番奥に机、ドアの横、机の向かい側に背の高いタンスが2つ並んでいた。
地震の時、タンスが2つとも部屋の中心に倒れ込んだ。タンスの中身も、机の隣にあった本棚の中身も全て床にぶちまけられていた。
出られなかったかもしれない、そう考えた。
外にいる場合も同じです。上を見て、物が落ちてこないかを確認する。そして、その場でしゃがむ。
しゃがむといっても、座り込むといったほうが正しいです。強い揺れは、座ったほうが安全なので。