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腕力戦記  作者: ビロビジャン
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鍛錬

できました

森の中にあったのは薙ぎ倒された数々の木であった。見たところ100本はあるだろうか、根元から薙ぎ倒されている。決して巨木というわけではないが大人であっても1発で薙ぎ倒せないくらいの太さである。どちらにしても異様な光景であった。


「今日もやるか!」

「.......ビュン」

「ガッ!」


アルクは剣をふるう。

速さと力強さを追い求めて。

1本の木を倒すために同じところに何回も何回も剣で打撃を与える。

そして、数時間後


「バキッ.......バキバキバキ...ズゥン」

「ふぅ...今日のノルマ達成だ」


アルクが森の中で行っていたのは武力をつけるための鍛錬であった。アルクは畑仕事の手伝いの後、ひたすら自らの武力に磨きをかけるため鍛錬を行っていたのである。

アルクがこの鍛錬を始めてからおよそ3年が経つ。3年間ひたすら剣で木を薙ぎ出すことのみを鍛錬としていた。

アルクが鍛錬を始めたきっかけはちょうど3年前、父親に連れられて初めて帝都に行った時に見た帝国軍の大規模演習である。帝都では年に一回大きな祭りが開かれる。その際の1つの目玉イベントとしてそれが存在する。アルクはその迫力に魅せられ自らを磨こうと決意したのである。純粋に力を追求して。



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