本堂中学陸上部
本堂中ーファイッオーファイッオー……
100mダッシュ2本目ー…
水飲み休憩5分…
練習再開!
「うーん…」
何かがおかしい。
タッタッタッ…
監督「外周5周するぞー」
「えぇー?俺やりたくないっす☆」
「こら!監督に向かってなんてことを…!」
監督「さらに5周増やすぞ?」
一同「す、すぐに走りにいってきます!」
「うーん…」
いつも通りの監督、練習風景
まるるー!
まるる先輩!
おい、水縞ー!
まるるーん!
いつも通りの後輩や友達の声
まるる「うーん…」
?「…まるる」
ん?
?「ま、まるる…っ!」
この声…
まるる「わっ!」
ドテッ
?「大丈夫?まるるはせっかちなんだから…ふふっ」
黒いツインテールが揺れ、うっすらおでこが見える揃った前髪、陸上部とは思えない白い肌、綺麗な黒くて大きい目、短距離気質な脹脛の筋肉…
まるる「あなたは……」
?「ほら、まるる行きましょ!」ギュッ
まるる「もしかして………」
てか胸が当たって…!
?「コラァァァァァ!!!!!!!!起きろおおお!!!!!」ムギュー
まるる「んぎゃっ!!??イ、イダイヨォ…あ、あれ?見た目よりも意外と胸が小さい感触がするぞ……?!てかあなた誰?!」
まりん「私は水縞凛よ!あんたの妹でしょ!胸が小さいとか失礼すぎキモい!」
まるる「ってあれ…ここ私の部屋…てか今何時…てかまりんおはよう…」
まりん「あと10分で朝練始まるみたいよ」