2話①入学式
ティオスさん、俺おかしくないっすか?18歳だとやっぱりこう、フレッシュさがないというか、、、」
「ん~そうか?似合ってると思うぞ?まあ、俺からすれば15も18も同じようなもんだしな!」と俺の肩をバシバシ叩く
「ん~~、でも久しぶりの制服はやっぱなんか違和感、、、って聞いてます?」
「お~中将さんじゃあねえか」誰かと電話してんな
「マスティフ?ああ、いるよ。かわろうか?、、、おいマスティフ」と俺に携帯を差し出す。
さっき中将って言ってたな、、、俺の元上司か?
「ふふふふ、、、マ、、、マース、、、懐かしい格好してんじゃん」この声は、、、
「アノ。何だよ」
「いや、制服に合ってんじゃない、ふふ」
「おい、馬鹿にしてんだろ」
「え~大親友の事なんて馬鹿にしないよ~~~っはは!!」
「アノ、、、もとはと言えばお前が、、、」
「ごめんごめん~君が今日からオリュンポス入るって聞いたから。君がこれからつく任務は、これからの天界と魔界の運命を変えるかもしれないからね。」
「わーってるよ。」
「じゃあ君に入学祝!メタスタシ!」と俺の目の前に小さい箱が現れた
「君が困ったときにこれ開けてね、困った時だよ?」
「ああ、ありがと。」
「さあ、電話は終わったか?お前は今日からオリュンポスの生徒だ。今までより何倍も大変だと思うけど頑張れよな。とりあえずの任務は生徒会に入ることだな。」
「生徒会?」
「ああ、今年のオリュンポスの高等部は天界を担う三傑の子供が揃ってるし、何なら他の神聖十二環の子供も多い。でそいつらがいるのが生徒会。だから、とりあえず生徒会に入ることがお前さんの最初の任務だな。」
「三傑?神聖十二環?」
「ああ、言うの忘れてた。天界の簡単な力関係を教える。」
「まず、天界のトップは4大巨星。この4人は基本的に会う事はないし、俺達で言う魔王様みたいなもんだ。」
「ほう、」
「で、その下にいるのが神聖十二環、4大巨星の決定事項とかを伝えたり実際に行ったりするんだ。んでその神聖十二環に常にいる家が三傑だ。わかったか?」
「まあだいたい。」
「まあ、2回目の学校楽しめよ!次会うのはいつだろうな~」
そう、オリュンポスは全寮制。だからティオスさんともしばらくおさらばだ。
「俺の、メールアドレスと電話番号お前さんのス魔ホに登録しといたから、定期的に連絡して報告でもしてくれ。」
「はい。了解です。」
よし。頑張るぞ