29話
「なぜ、ケルビム様が…?」
美空「そもそもケルビム様って…?」
「我が第三天使族の長だった者です」
美空「だった…?」
「何百年前でしょうか…。急にいなくなりました」
美空「何百年前だったら間違えだったり…別の天使だったりするんじゃないでしょうか」
「天使の階級は輪の大きさによって変わりますそしてケルビム様と同等の天使様なんです」
美空「だとしても…今は私の仲間です」
「ええ、それは結構です」
美空「?」
「私たちはケルビム様の主である美空様にお仕えします。総勢1,248名。主人にお仕え致します」
全ての天使が頭を垂れる。
美空「え?」
咲姫「どうやら急に大将になったようだな」
美空「どういうことかが知りたい…何が何だか…」
「私たちが置かれている状態についてお話しいたします」
咲姫「どうやら教えてくれるみたいだ」
「私たち第三天使族以外に第一、第二の天使族がいます」
咲姫「全部で3大勢力、三竦みの関係が長不在によって諍い、戦争までに発展すると」
「そちらの従者の方はお分かりのようで」
咲姫「従者…まぁ、いいだろう」
美空「私が嫌なんだけど…」
咲姫「主人に据えるということはその戦の長を務めろとそういうことか」
「そういうことです」
美空「え?戦争するの?」
「そういうことです」
美空「なんで戦争するの?同じ種族で争うんですか?」
「人間同士でも諍い、戦は起こります」
咲姫「どんな世界でも争い事は絶えないということだな」
「そういうことです」
美空「目的はなんですか」
「次の天使長決めです」




