28話
美空「ダメ、近くにみんなはいないみたい」
咲姫「そうか…それにしてもここは一体どこだ」
美空「見た感じ…雲の上だよね」
咲姫「この世界は雲の上まで行けるのか…」
美空「空に浮かんでいた島があるくらいですからね…」
見渡す限りの白。ふかふかとした足元。
咲姫「ここでは踏ん張りも効きづらい」
美空「ところどころ途切れているところは普通に穴っぽいね」
羽が一枚落ちていく。
美空「そこだけ気をつければ大丈夫そうかな」
咲姫「地上?雲上?からだと見えないから上から指示頼んだ」
美空「任せて」
―
咲姫「すまない」
美空「しょうがない。雲との間は飛んでいくしかないから」
咲姫「それにしても雲の上に街があるとは」
美空「本当だね」
咲姫「それにしても雲の上に木って生えるんだ」
美空「土持ってきてたりするのかな」
―
咲姫「おい、美空…ここは天国か」
美空「なんでみんな頭の上に輪っかついているんだろう」
咲姫「確かにおかしいとは思っていたが…ここは…」
「空の都エデンへようこそ」
咲姫「聞こえたか?」
美空「エデン…天の楽園だよね…」
咲姫「やっぱりあの空から落ちた時に死んだのか」
美空「まじ…?」
「そちらは…まさか…!」
羽を生やして、輪っかをつけている1人の女性が飛んでいく。
美空「何事だろう?」
―
咲姫「何事だ…」
総勢1,000を超える輪っかが集まってきた。
「ケルビム様に敬礼!」
美空「えっと…私の天使ちゃん…凄い子?」




