26話
双葉「時々火山弾が降ってくるけど…盾があって良かったね」
片手で亀を抱え、片手で盾を掲げる。
道中、リザードマンに合わぬようにスニーキングしながら頂上を目指す。
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温度が最高潮になる山頂部。
そこにはリザードマンより大きな大蜥蜴が鎮座していた。
双葉「あれが元凶…」
纏わりつくような溶岩、なんでも一飲みしそうな大きな口、そして異様に長い尻尾。
地面を叩けば火山弾となり降り注ぐ。
双葉「あいつが…」
盾を使い、滑り降りる。
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双葉「こんなに暑いところ長くは居られない!すぐ倒す!」
纏わりつく熱気はどんどん体の自由を奪っていく。
盾を駆使して火山弾を撃ち返す。
しなる尾は正確無比に双葉を襲おうとする。
しかし…
双葉「亀ちゃんよろしく!」
甲羅で攻撃を往なし、噛み付く。
双葉「おんどりゃああぁ!」
盾を使って頭部へ一撃与える。
ガギィン!と轟音と共に体が吹き飛ばされる。
双葉「硬すぎでしょ!なんで攻撃が入らないんだぁー!」
歯がみする。
手足の攻撃どれだけを盾で受け止めても、盾でぶん殴っても攻撃にならない。
双葉「なんでこんなに強いんだぁ!」
すると、攻撃の速度が遅くなっていることに気が付く。
大蜥蜴の尻尾がなくなっている事に気が付く。
そして、亀が大きくなっていることに気が付く。
双葉「あれ…大蜥蜴とどっこい?食べれば大きくなるってこと?」
次第に大きくなっていく亀は大蜥蜴より大きくなる。
大きな口は蜥蜴を丸呑みする。
―
双葉「体大丈夫…?」
火を吐きながらゲップをする、ひっくり帰っている亀。
双葉「大丈夫そうかな…」




