2話
唯華「かわいい!」
美空「私だけ動物じゃないけど…」
双葉「これが特別な力?」
優月「そんな強そうには見えないけど」
花音「ゲームだと、自分が成長すると強くなる」
聖良「捜索組の方が強くなるかもね」
陽向「どーでもいいじゃん。さっさとやることやっちゃおーよ」
叶天「それじゃ頑張ってねー」
咲姫「私たちの仕事を始めましょう」
光希「それじゃ捜索組出発〜!」
―
唯華「狼、亀、鳥、麒麟、蛇か」肩に乗っている狼を摩る。
双葉「移動するにはちょっと乗り物になりそうな子はいないかな…」亀を両手で持ち上げる。
花音「鳥さんには空中を見てもらいましょう」上を見上げる。
叶天「蛇は温熱センサーがあるっていうから何かあったらすぐわかるのかな」首周りに纏わりついている
光希「まぁ、焦ってもしょうがないからさー。とりあえずいろんなところを見てみようよー」麒麟と一緒に歩く。
唯華「最初は周りを見るだけかな」
花音「北500m生き物がいます」
光希「お、早速第一異世界人かな?」
叶天「人だったいいけどね」
双葉「この世界についても知らないといけないしね」
花音「残り200m」
叶天「こっちも反応があるみたい」
光希「小人?」
双葉「人にしてはちょっと歪な感じがするけど…」
花音「ゴブリン…」
唯華「ゴブリンってあのアニメとかで出てくる?」
双葉「嫌なイメージしかないけど…」
叶天「どうやら向こうも気づいたみたいだ」
花音「100m」
唯華「この子たちが攻撃できるのか心配なんだけど」
光希「最悪自分たちでどうにかするしかないっしょ!死んだら終わりなんだし」
双葉「全く、困ったものです」