表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
少年になった転移者の自由奔放論  作者: 水無月水歩
第一章 気づいたら少年
9/22

スキル実験などするよⅠ

17/04/08 ステータス表示等を変更しました。

 次の日、俺はみんなに黙って自分が倒れていた森に来ていた。


 森に来たわけは昨日ずっと存在を忘れていたスキルを使ったし今日から試してみようと思ってどこでやろうかと悩んでいた時、何となく他の人に見られるのは嫌だなぁと思った。それで広いし見つかりにくいあの森が練習場所にちょうどいいと思い浮かんだからだ。


 いくらゲームと同じスキルを持っているとしてもここは異世界なのでゲーム通りのスキルなのかはわからないからね。ちゃんと確かめないと


 現在の俺はこんな感じ……


<ステータス>


 カイト   男 7歳

 人間

 LV 6   


 HP 40/40

 MP 60/60


 物攻 18

 物防 15

 魔攻 22

 魔防 15

 敏捷 20

 運  5



<スキル> 

 属性魔法 火Ⅹ(制限Ⅰ) 水Ⅹ(制限Ⅰ) 風Ⅹ(制限Ⅰ)

      雷Ⅷ(制限Ⅰ) 土Ⅷ(制限Ⅰ) 無Ⅹ(制限Ⅰ)

      闇Ⅵ(使用不可) 光Ⅵ(使用不可)

 固有魔法 氷Ⅹ(制限Ⅰ)

 特殊魔法 回復Ⅹ(制限Ⅰ) 付与Ⅹ(制限Ⅰ)

      空間Ⅹ(使用不可)

 属性耐性 火Ⅴ 水Ⅴ 風Ⅴ 雷Ⅴ 土Ⅴ 光Ⅴ 闇Ⅴ 無Ⅴ


 物理耐性Ⅴ 状態耐性Ⅴ 言語理解Ⅴ 学びの才Ⅴ 魔力操作Ⅲ

 交渉Ⅲ 鍛冶Ⅲ 調合Ⅲ 製造Ⅲ 器用Ⅳ

 索敵Ⅴ(制限Ⅰ) 隠蔽Ⅳ(制限Ⅰ) 隠密Ⅱ(制限Ⅰ)

 変装Ⅱ(制限Ⅰ) 剣使いⅩ(制限Ⅰ)

 念話Ⅱ(使用不可) 再生Ⅲ(使用不可) 限界突破Ⅰ(使用不可)

 千里眼Ⅱ(使用不可) 鑑定Ⅲ(使用不可)



 2年間でLVが6になった、走り回って遊んでたからだろうか?全てのパラメーターが2倍以上になってるし……MPに関しては魔力の扱い方の練習を毎日したせいか6倍ほどに……これ程上がるものなのか?


「あ、魔力操作が増えてる、しかもⅢだし……なんか改めて見ると使用不可って意外とあったんだな……まあ制限のほうが多いけど」


 使用不可はともかく、制限は昨日索敵を使えたから他のやつも使えるだろう。属性魔法は……なんか危なそうだからやめておこう……迷惑かけないように、気づかれないように


 それらを踏まえて今試せるのは……物理耐性、状態耐性、言語理解、学びの才、交渉、鍛冶、調合、製造、器用、索敵、隠蔽、隠密、変装、剣使いの計14個だ。


 この中で物理耐性、状態耐性はその名の通り物理と状態の耐性強化のスキルだ。これを試すとなると実際に敵と戦わないといけないのでこの2つは却下。


 ’言語理解’は今も発動しているかもしれないのでこのまま保留。


 ’学びの才’は……ってこれが俺のステータス異常なまでに高くなった原因じゃないか!?よし!無視だ!


 ’交渉’は相手になる人がいないと意味がない。俺はスキルを秘密にしたいのでこれも却下。


 ’鍛冶’は材料がないし無理!却下。


 ’剣使い’も剣がないと意味がないだろうし、この体じゃあまともに持てやしないから却下。


 えぇーとそうなると……調合、製造、器用、索敵、隠蔽、隠密、変装の7つだけか……


「索敵は昨日やったからいいか。調合、製造は簡単なのならできそうだから明日試すか……器用はその時わかるだろ。変装は今この服しかないし……となると今日は隠蔽、隠密か」


 スキル詳細とか見れないかな……あ、頭で思えばいいのか。……お、出た。



 ・隠蔽・・・自分のステータス、スキル、を好きなように隠蔽し、隠蔽した部分を’鑑定’などから見破れなくする。



 ・隠密・・・相手に自分を察知させづらくする。



 隠蔽は中を隠し隠密は外を隠すと、そういうわけか?便利じゃん。それじゃあ……学びの才は?



 ・学びの才・・・LVが上がりやすくなる。パラメーターの上昇数値が増える。スキルが上がりやすくなる。



 あ、完璧原因これですわ。隠蔽持っててよかったわー。騒ぎになるの嫌だしね。


「とりあえず隠蔽使って色々隠すか。」




◇◇◇




「ーーーふう、まあこんなもんかな」


 隠蔽によってスキルを隠したので他の人が見た俺のステータスはこんな感じに見える




 カイト   男 7歳

 人間

 LV 6   


 HP 20

 MP 30


 物攻 10

 物防 10

 魔攻 12

 魔防 10

 敏捷 11

 運  5 



<適正属性>

 火 水 風 土 無


<スキル> 

 [属性魔法] 火Ⅰ 水Ⅰ 風Ⅰ 土Ⅰ 無Ⅰ

 [固有魔法] 氷Ⅰ

 [属性耐性] 火Ⅰ 水Ⅰ 風Ⅰ 土Ⅰ 無Ⅰ


 物理耐性Ⅰ 言語理解Ⅰ 魔力操作Ⅰ 器用Ⅰ




 結構スッキリしたが「普通の子供のパラメーターの数値ってこんなもんだっけ」って感じで決めたので色々普通じゃないかもしれない。本来の数値の半分だがまあ、ばれたらどんまい。


「次はーーー隠密か……人のいるとこに行かないとな」


 隠密ーーーつまり隠れるのだが、魔物がいて人がいない森では危険極まりないので出来ない。なので人だけがいる場所でやりたいのだが……


「うーん……あ、家でやればいいじゃん、なら帰ろう」


 義父さん、義母さん、シルフィには悪いが実験に付き合ってもらおう。うん、本当は実験に巻き込みたくないけどね、仕方ないね。別に見えないのをいいことに悪戯しようとか思ってないし!




◇◇◇




 それから数十分後……現在地は家です。

 今は昼ぐらいだろうか?お腹すいたし何か食べるか。


「何かないかなー、義母さんはどこだろう?」


 食べ物を求めて義母さんがいるであろうリビングに向かった。リビングに行くと案の定義母さんがいて本を読んでいた。そして近くのテーブルには見覚えのあるかごが


「お、いいところにパンがあるじゃないか。」


 俺はかごの中に大量にあるパンを手に取って食べ始めた。


 もぐもぐ……


 もぐもぐもぐもぐ……


 もぐもぐもぐもぐもぐもぐ……

 

 もぐもぐm……あ


「ん、なくなっちゃった」

「え?」


 声のしたほうを見ると義母さんがまるで幽霊でも見たかのように驚いていた。


「え?カイト?いつの間に帰ってきてたの?」

「さっきからいたけど?」

「あら?なんで気づかなかったのかしら?それにあんなにあったパンが一つもないし……」


 実は家に帰る途中から隠密を発動していた。それに加えて義母さんは本を読んでいたので意識が本に集中している状態だった、なので俺がパンを食べていても、さっき声を発するまで気づかなかったのだ。


「それよりシルフィはどこに行ったの?」

「シルフィ?それなら友達と遊びに行ったわよ。」

「ふーんそっかー」


 ……よし、遊びに行ったならいつものところだな、……悪戯してやる!


「ありがと義母さん。んじゃ遊んでくるねー」

「え、ああ、はい。行ってらっしゃい。暗くなる前に帰ってくるのよ。」

「わ、わかってるよー」


 う、怒った義母さん思い出した……おお怖い怖い


「後ろから押したりしてみよう……ふふふ……」


 そう言いながらにやにやしてシルフィのいるところに向かった


新作の設定を考えているが主人公をどんなスペックで始めようか思案中……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ