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こけ  作者: アリペ2世
2/6

目が覚めたらまだ3時だった。

リビングで寝てしまったようだ。

少し明るいのは月明かりではなく、電灯のせいだろう。

何気なしに外を見ると人影が見える。

まさに佇んでいるという様子で、身じろぎ一つしない。

いや、どちらかと言えば何かを見つめているのかもしれない。

若い、ということは一目で分かった。

髪は短くないが男ということも服装からわかった。

赤い何かを羽織っており、ジーンズを穿いている。


少し下を向いて歩き始めた。

明日も早いので、もう一度寝ることにしよう。


次は目覚まし時計に起こされた。

リビングを出てキッチンに向かう。

雑に積まれているタオルを取り、次は脱衣所へ。

この2年で朝風呂が習慣になった。


風呂をあがり、寝室へ行く。

クローゼットを開けいつも通りのスーツに着替える。

いつも通りの朝をいつも通りに過ごし、いつも通りに6時50分に家を出る。




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