魔女アナザーエピソード
暇なので書いてみました
あの出来事から一年が経った
本当のお母さんが帰って来て楽しい毎日を過ごしている
「一磨!起きて!入学式早々遅刻するつもり?」
「あと5分」
「だーめ!お母さんでも怒りますよ?」
「母さんより尚子さんの方が怖いから意味ないよ」
「そんなに言わないでよ!馬鹿!」
「そういう意味じゃないの、むしろ可愛いから」
「・・・許してあげる、じゃリビングに行こう」
「え?うわぁぁぁぁー引っ張らないの!」
「ごめんなさい」
「二人とも遅刻するわよー?」
「二人ともって?」
「実は!一磨の学校で1年だけ教師やるの!」
「えっ~」
「なによ!ちゃんとできるもん!見た目と違って漢検1番だもん」
「国語なの?」
「違うよ?数学だよ」
「関係ないじゃん・・・ねぇ父さん」
「母さんは昔からオール5なんだ、とても教え方もいい」
「そうなの?」
「一磨君、実は同級生なんだ・・とても優秀なのだから信じてあげて?」
「はい、わかりました」
「時間・・・」
「えっ?」
「時間は平気なのか?」
「「あぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」」
「まったく」
「「いってきまーーーーーーーーーす!!」」
そして、今日あらたな生活が始まった
「健太ー遅れてごめん!!」
「いや、平気だよ」
「?会わないうちに頭打った?」
「いや・・・別に」
「変なの・・またクラス一緒らしいよ」
「本当?!」
「女子か!まったく・・・で担任がうちの親」
「へ?親?」
「そうなの、あと数学も」
「そっか・・・楽しみだな」
「嫌だ・・・元の健太に戻れよ」
「どうして?いいじゃん別に」
「変だよ・・振られたか?」
「うっ・・そうだよ振られたんだよ」
「そっか、仕方ないな」
「教室に入ろう」
「うん」
その後、自己紹介もあって楽しい学校生活が始まった
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