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第3話 情報屋・たむ爺さん

鷹栖の大通りで事件が起きていた。


そこへ、1台の紺のS15シルビアが猛スピードで横断歩道の前を停止せずに1人の高校生が自転車に乗って渡っていたら、その場で腫れられ一方通行を逆走し津沢方面へ逃走した。


南班の南警部補と中居刑事は現場へ向かっていた。


「やはり、戸出で起きた事務所強盗と同一人物ですかね。」


「それも、考えられるな。」


と、中居は言った。


「とにかく、目撃者を探してみます。」


「じゃあ、頼む。」


中居は、早速鷹栖のサンシャイン病院の地区周辺の聞き込みをする事にした。


「あそこ、ご覧になられたんですか。」


「ええ、車の形は分からなかったんですけど、色は青だったな。」


「ブルーですか。」


「ええ。」


現場から、新井が戻ってきた。


「班長。」


「何かわかったか。」


「怪しい車を見たと言う人がいて、青色の乗用車とわかりました。」


と、新井は南に言った。


「ほう、なるほど。」


「可能性がありますね。」


その後、はねられた高校生は3日後に死亡が確認された。


その時だった。


「ん。」


「どうした。」


「犯人は、一方通行を逆走したんじゃないかな?。」


「ああ、それも考えられるな。」


南班が推理したところ、逃走中にひき逃げしてこの道を一方通行を逆走したと推理した。


今、南班が追ってる事件は、砺波北部地区にある事務所で強盗が起きた。犯人はサングラスとキャップ棒とマスクをした男が押し入り、現金50万円を奪って専務の中村を重傷を負わせ逃走したのだ、そして、鷹栖で逃走中に下校中の高校生にはねられて逃走したと推理した。


「つまり、犯人は強盗直後に逃走し、そして鷹栖でひき逃げした。」


「という事は、犯人は同一人物って事も可能性が高いって事だね。」


「はい。」


と、新井は言った。


南は、周辺を聞き込みをしていると1人の老人に会った。


「あのー。」


「何だね。」


「実は、強盗致傷と鷹栖の死亡ひき逃げの事なんですか。」


「えっ、何か知っているんですか。」


と、南は田村に言った。


「実はだな、犯人はを知ってるんだよ。」


「えっ、それは本当か。」


「おう、逃走車は紺色のシルビアで名前はな矢口って言ったな。」


「何、矢口っていう人が犯人なのか?。」


「おう、間違いないぜ。」


「とにかく、署へ来てくれるか。」


と、そう言って南は田村を連れて所轄の出町署へ向かった。


「何、その男が犯人なのか。」


「ええ、そいつが犯人で間違いないぜ。」


「そうか、他に矢口の事で何か知っているか。」


と、西田は言った。


「おう、この間な路上駐車しているところを見て注意したんたぜ、そしたらその男はわしを喧嘩を売ってきやがった。」


「ほう、なるほどするとあなたはその男を覚えていたんだね。」


「ええ、何しろわしの家の近くは下校中の子供が多いからね。南班長よ。」


と、田村は手を出した。


「ははは、まいったなこりゃ。」


と、南は田村に5万円を上げた。


そして、翌日。


「あはははは、あのおじいちゃんにはまいったわね。」


「えっ、知ってるんですか。」


と、南は言った。


「ええ、通称情報屋たむ爺さん事田村 貞治よ。」


「あいつ、情報屋だったのか。」


「でも、彼が言っていることは本当なんですかね。」


「ええ、彼が言っていることは間違いないよ。」


そこへ、山田刑事がやって来た。


「班長、犯人が乗った逃走車が発見されました。」


「えっ、それは本当か。」


早速、南と中居と山田は現場へ向かった。


「班長、こっちです。」


「やはり、矢口の車か。」


「間違いないに、この車だ。」


「やっぱりたむ爺さんの言う通りだったな。」


と、西田は言った。


現場に来てみると、田村の姿を見た。


「おう、南班長よ。」


「何だい、田村。」


「矢口の住所を知っているぜ。」


「何、それは本当か。」


「おう、住所はな砺波市神島のアパートに住んでるぜ。」


「えっ、それは本当か。」


と、南は驚いていた。


「そうか、ありがとうたむ爺。」


そして、南と中居と西田と山田は神島へ向かった。


「矢口、強盗致傷とひき逃げの容疑で逮捕する!。」


「くそっ、何でここが分かったんだ。」


と、矢口は逃走した。


そこへ、山田と新井が挟み撃ちした。


そして、中居が手錠をかけた。


「確保。」


「大人しくしろっ。」


矢口は、強盗致傷したことを自供し、借金による返済による犯行だった。


「やぁ、ありがとうたむ爺さん」


「いえいえ、そんな。」


「捜査にご協力感謝します。」


と、南は言った。





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