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この作品を見ていただきありがとうございます。小説を書くことは初心者のため誤字や計算ミス矛盾点がありますので誤字や脱字がある場合はどんどん指摘してください。

・・・・某都心区。

アパートの一室にて・・・


?? ?

「食料と飲み物よし。夏休みの宿題は終わらせてある。後は・・・」


黒髪におっとりとした眼の青年は自分の周りを確認しながら自分が準備した物を整理する。

そして未開封の箱を二つ出すと


?? ?

「確かこれを開けて・・・セッティングの仕方は姉さんに教わった通りにやれば・・・後は事前にアカウント情報を入力しないとだっけ?」


そういうと青年はパソコンに箱から取り出したVRヘッドギアをパソコンに繋げて自分の情報をパソコンに入力した。


legendary・online事前設定


名前 篠崎 楓 フリガナ シノサキ カエデ


誕生日 2月7日


16歳  男性 高校生


VR経験 あり/なし  ・ なし


VR使用目的  ・遊戯


チュートリアル機能  あり/なし ・あり


プレイヤーネーム ・ シスイ



篠崎 楓

「ふぅ。これくらいで良いかな。あとはリリースまで後どれくらいだ?」


legendary・online正式リリース開始まで後20分


篠崎 楓

「後は姉さんに連絡かな?『トゥルル』あ、姉さんからか・・・もしもし?」


楓は携帯を取り出すと姉さんと言われた人物と会話する。


?? ??

「楓ちゃーん!聞こえてる?貴方の姉の篠崎 彩菜よ?事前情報入れ終えたかしら?」


ハキハキとしている声で話し始め


「うん。待ち合わせは始まりの街って言うところで大きな噴水の所に行けば良いんだね?」


彩菜

「そうだよ!。ちなみに、私の名前はイロハだけど楓ちゃんは?」


「シスイだよ。姉さんはテスターだったんだから色々な事教えてよね?。」


彩菜

「うん!いいよー!。じゃあそろそろ正式リリースまで10分ぐらいだから私も準備するね!」ガタッ


「はいはい。切るよ。」ピッ


相変わらず慌ただしい姉を見て笑っていると


「確か他のテスターの話を聞いてると容姿もある程度変更できるんだっけ?だけど性別変更は出来ない。所持金は1500ゴルドから始まって武器はジョブによって変わると。スキルは条件によって入手することが可能と・・・」


事前情報の確認を行い僕は2分前に準備を完了した。


ヘッドギアを被りソフトであるlegendary・onlineを挿入する。スイッチを入れると目の前が真っ暗になりリリース開始まで30秒と現れた。


そして残り10秒となると少しずつ視界が明るくなっていき完全に白くなると


目の前に羽の生えた7cmぐらいの妖精が現れた。


妖精 ??

「私はチュートリアルありを選んだ方のためのナビを行う妖精族のフィです。ここではまず容姿のエディット行いますよー。シスイさん準備良いですか?。」


容姿を作成しますか? はい/いいえ


ここはもちろんはい。


フィ

「では身長を指定し、細かな設定を行ってください。」


身長は現実のものでいいか。

152cmっと後はランダムかな?。この後は、


フィ

「種族を選んでください。」


人族

バランス型。スキルレベル他の種族より伸びやすくステータス値が上がりにくい。アクティブスキルや称号などでステータス値を上げる種族。初心者向け。種族の進化先が様々。


エルフ

魔法特化型。ATKが低くCRTとMPが高い。種族特性として鍛治などのジョブやスキルが取れない。種族進化による特殊ジョブがある。中級者向け。


獣人族

近接特化型。ATKやSPDに特化しており一切の魔法が使えないが自身にバフをかけるスキルが豊富でソロやパーティにも人気のあるアタッカー。上級者向け。



これは人族かな。やりやすそうだし。


人族にしますか? はい/いいえ


         はい


フィ

「決まりましたねー。では次はファーストジョブ一つとサブジョブを二つ決めてください。サブジョブは自由に切り替えられるので好きなものを選んでくださいね。」


そういうとフィさんはジョブの情報を持ってきた。まぁテスターの話を聞いて決めてたんだけどね。


フィ

「ファーストジョブに魔導使いサブジョブに錬金術師と薬師ですね。次に初期スキルをお渡しします。」


そういうと僕の前にスキルと詳細が現れた


魔導Level1

下級バフ魔法とデバフ魔法を一括に纏めたスキル。魔法に対する対抗力によって消費MPが多くなる。パーティや他人にバフする時はMP消費が1.3倍になる。武器などにもバフが可能。


錬金Level1

分解、合成などのスキル。レベルが上がることにより自由にアイテムを製作可能。


鑑定Level1

相手を見ることにより情報を得ることができる。プレイヤーのレベルによって見れないがプラマイ10の範囲まで情報を得ることができる。


製薬Level1

初球ポーションから初級の状態異常ポーションを作れる。Levelにより成功率や作れるポーションが増える。


フィ

「次は称号を贈呈しますね。シスイさんには3つ称号が与えられます。こちらをどうぞ。ランクアップ可能な称号の場合は◎がつくので最上位称号を目指して頑張ってください。」


そういうと目の前に称号と情報が現れる。


見習い錬金術師◎

DEX+10

条件

サブジョブに錬金術師を設定する。


見習い薬師◎

製薬の成功率+10%。中級の場合+5% 上級の場合+2%。製薬した場合ポーションの回復量+5%〜15%上昇。

条件

サブジョブに薬師を設定する。


魔導使い◎

MP+30。DEX+10バフ効果+10%デバフ効果+5%MP消費1割減

条件

ファーストジョブに魔導使いを設定する。


フィ

「では次にステータスの確認を行います。こちらを事前に確認下さい。」


HP

体力の数値。これがゼロになるデスペナルティを受けて宿屋やログアウトした地点に戻ります。デスペナルティはステータス10%減少所持金の2割減少。アイテムを一つロスト。


MP

魔法やスキルを使うための数値。この値がゼロになると魔法・スキルが使えなくなら上に状態異常目眩になる。


ATK

攻撃力の値。身体能力の内の筋力にあたり、装備やスキルにより上げることが可能。筋力値が規定値に届かないと使えない装備にスキルが解放されない。モンスター等へのダメージはATK依存。PvP時のダメージ計算はATK値−DEF値×耐性値○%。ダメージの最低値は1でどんなにDEFが高くても1ダメージは与えられる。


DEF

防御力の値。装備やスキルによって上げることができる。モンスターからのダメージはDEF値−敵ATK値×属性×○%PvP時も同じ計算の仕方。


SPD

俊敏の値。身体能力の内速さや反射神経などにあたり上げることにより回避や高速移動をすることができる。足装備やアクセサリー、バフなどで上げることができる。


MND

精神力に値。この値が高い程状態異常が効きにくくなる。強い状態異常程高いMND値が必要とされる。魔法を使う場合にもMNDの値も関係する。魔法の強化倍率はもとの1倍に対し100ごとに0.1倍追加される。最大5倍まで上がる。


CRT

器用などに関係がある。錬金や製薬の成功率にも関わる。クリティカルダメージの発生率にも関わりクリティカルダメージの計算はATK値×1.5倍になり、CRT値クリティカルダメージの倍率になる。ダメージの倍率は100ごとに0.1ごと追加される。最大倍率は10倍。成功率は100ごとに1%追加される。最低10% 最大30%


この情報見る限り僕はCRTやMPとMNDを上げればいいのかな?。


フィ

「では100ポイント渡しますので自由にステータスを割り振ってください。」


わかりました。


HP 25


MP 30+ジョブ補正30=60


ATK 5


DEF 10


SPD 5


MND 5


DEX 20+ジョブ補正20=40


こんな感じかな?


フィ

「ではこれからモンスターとの戦いをレクチャーします。ここでの戦闘は経験値などは手に入りませんが死

んだ場合のデスペナルティはありませんので存分にお戦い下さい。称号の効果も適応されてないのでご注意ください。」


フィさんはそう言うと青色のドロドロに溶けた物体が現れた。まさか・・・あれはRPGゲームで最序盤に現れる。


スライム アクティブ


Level1


スライムだぁ!


フィ

「では貴方の姿を具現化させます。その後スキル『鑑定』をお使い下さい。」


そういうとスライムが目の前に現れた。


シスイ

「あっ、これが僕の姿なんだ。髪は長めに設定してるけど他はどうだろう?」


そういいながら確認しようとすると


ボゴッ!


スライムが攻撃してきてダメージを受けた。


シスイ

「痛ったぁ!?結構痛いんだけどぉ!?。あっ、アクティブになってるから攻撃してきたのか・・・ええっと『鑑定』!」


僕はフィさんに言われた通りに鑑定をするとスライムの情報が現れた。


スライム/Level1


HP12 MP2 ATK6 DEF0 SPD7 MND0 DEX2


スキル

体当たり


力を溜めることによりATK1.5倍。20秒チャージにより2倍になる。


あっ、こんな感じなんだ一応僕の体力は防御力があるから1ダメージしか受けてない。


フィ

「鑑定が終わりましたらスキル『魔導』を使いライズアタックをお使い下さい。」


シスイ

「えっと、『ライズアタック』!」


すると僕の周りに赤いオーラが出現し腕や足に集まった。


スライム ググググ


ヒュッ



シスイ

「うわっ!?。これが体当たり?あっでもすこし遅い?」


フィ

「時間かけすぎましたね。基本的にカウンターアタックと言われるシステムがあります。相手の攻撃にタイミングよく合わせるとATK×1.5のダメージを与えます。」


とは言うけど結構近いよ?しかも武術とか習ってないからカウンターも無理だよね。


シスイ

「なるようになれ!やぁ!」ドゴォッ


カウンターアタック成功!クリティカル!


シスイ

「へっ?」


僕は当たった手を見るとスライムがまるで地面に叩きつけられたような姿になり2m程飛んだ。


フィ

「おめでとうございます!。スライム初討伐です!。本来はチュートリアル用のスライムなので基本的にはフィールドによるスライムはLevel5あたりなので町で装備を整えてフィールドに挑戦しましょう!」


シスイ

「勝てたんだ!。やった!」


僕は喜びガッツポーズをする。そしてフィさんが近づくと


フィ

「では戦い方のレクチャーを終わります。チュートリアル機能はプレイヤーLevel10までつきますのでジョブやスキルの発動方法を確認したい場合にご利用ください。」


あっ、チュートリアル機能ってここで終わりじゃないんだ。ありがたいなぁ。あっ、体が透明になってきてる・・・


フィ

「では今から始まりの街アストランダに転移します。シスイさんのこれからの活躍を期待しております!。では!」


転移まで後10秒


そう目の前に現れると目の前が真っ暗になり始める。


3・・・2・・・1


一気に白くなると目の前にあったのは


僕と同じ服装や鎧やローブを着たプレイヤーの人たちがいた。

更には様々なお店に洋服を着た人達や剣を付けてる人達が歩いていた。


シスイ

「うわぁ!。これがlegendary・onlineなんだ!すごいすごいよ!あっ、姉さん探さなきゃ。」タッタッタッ



ピコン ピコン ピコン


ここから先は掲示板になります。


122 名無しの剣士


やっぱりテスターの人たちってなんか特典あるのか?


123 名無しの魔法使い


確か所持金の引き継ぎレアリティ2までのアイテム。装備は初心者と名前のつく装備よりワンランク上の武器や防具だったかしら?


124 名無しの剣士


それであっている。確認してみたら引き継いだお金は半分でレアアイテムなどは無いが初級ポーションとかは引き継いでる。


125 名無しの武道家


おぉ!なら序盤とかはたしかに差がつきやすいけどある程度追いつきやすくなるのか!。


126 名無しの弓兵


後はテスターには情報屋がいてな格安で野原の敵や新しい街の行き方を格安で売ってるところあるぞ。メディの情報屋で見つかるはずだ。初心者や玄人でも利用するから有名なるのも時間の問題だな。


ここから時間が経ち



652 名無しの剣士


おい!やばい!可愛い娘おった!

スクショくくくポイ


653 名無しの弓兵 654名無しの魔法使い


ガタッ           ガタッ


655 名無しの武闘家


パリィン!あっやべコップ割った!


656 名無しの槍使い


652!待てまずは落ち着いて連絡先を交換するんだ!


657 名無しの剣士


656お前が落ち着けw。しかし普通に凄いぞこの見た目。凝ってると思われるがこの見た目は元々の容姿も良いと見えた!。


658 名無しの魔法使い


この子良いわぁ着せ替え人形にしたいしお姉ちゃんって甘えた声で言われたい!。あ、あの子じゃ無い?鑑定を使える人カモン!


659 名無しの錬金術師


658任せろ!ふむふむ。はぁっ!?なにこの子男なの!?あの見た目で!?肩までかかる黒髪におっとりとした目尻二重の瞼更には柔らかそうな唇ここまでのことは容姿設定でできないしある程度変更できるといっても目の色や髪の長さ身長ぐらいだからあれは元々の容姿の良さなの!?


670 名無しの魔法使い


嘘っ!?男の娘なの!大好物よ!さっそくお姉さんと良いことしましょ!。


671 名無しの剣士


670くくくお巡りさんこいつです。


672 名無しの武闘家


670くくく運営さんこいつです。


673 名無しの錬金術師


670くくく保護者さんあの人です


674 名無しの弓兵


お前らノリいいなw。



シスイが姉を探しに行った時掲示板は荒れに荒れスレ板は可愛い男の子や女の子を探すスレへと加速していったと言う。



スキル解説


魔導 Level1


「アタックライズ」

消費魔力10ごとに攻撃力が0.1倍+される。最大30の1.3倍。最低 MPの場合は1.05倍の消費MP5。



シスイがスライムを一撃で倒せた理由



シスイの元々のATK5×1.1(アタックライズ)=5.5

5.5×1.5(カウンターアタック成功)

=8.25

8.25×1.5(クリティカル発生)=12.375


小数点切り捨てのため12


スライム  HP12に対し耐性もDEFも0のため軽減されないため、12ー12=0


となり一撃で倒せたと言うことになる。


次回の投稿は一週間以内を想定しております。


次回

「記者 メディある種のストーカー」

をお送りします

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