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八話 ワンブ

それから二日間、山を越え俺とレビィさ

んは進み続けた。道中、空に浮かぶ島オ

ルサを確認してからと言うもの、空高く

浮かぶその島はその全貌を明らかにして

いった。



でかい……。東京ドーム何個分あるんだ?



空を眺めいかにも日本人らしい測定の方

法をする零次に対し、先を黙々と進んで

いたレビィは振り返り言った。



「着いたわ。最初の目的地。ワンブよ。」



「おぉ…結構大きな街ですね。」 



荒野を約二日間旅をしてきた二人の目の

前には壁に囲まれた、人と人とが行き交

う賑わった街が存在していた。



「名前は?」



壁の下に着くと門の前に二人、門番らし

き者が立っていた。



「メリール・レビィ」



「そちらの者は?」



レビィが慣れたように門番に名乗った後、

次に門番は近づくとよりデカく感じる壁

をホー…と言いながら眺めている不審な

零次に目線を移した。



「それは奴隷よ。」



え? ど、奴隷?



「この街には来た目的は?」



門番は下半身を布一枚で隠している男

をなんの疑問も持たずあっさりと奴隷と

して受け入れ次の質問をした。



「食料の調達。あとは装備の補充かし

ら。」



門番は二人をマジマジを見た。



「この街に入るにあたって二つのの規則

を説明する。一つ、戦闘系魔法の使用は

許可を取らない限り使用の禁止。二つ、

図書館日本 ある魔法書の壁外への持ち

込みを禁止。

1つ目の規則を破った者は即刻、この街

から出ていってもらう。二つ目の規則を

破った者はそれ相応の罰を与える。

以上だ。通って良い。」



壁に作られた外からの侵入を防ぐため

の大きな壁がギーと音を立てて開いて

いった。









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