表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/5

眩く光る、魔法陣の光が消えた時、双子は、ファライア国の王城にある、いつもの見慣れた召喚部屋にいた。


そして、目の前に立つのは顔馴染みの、この城で働く人々が皆、嬉しそうに2人を見ては、声をそろえて言う。


「ようこそ葉月様。優月様。お久しぶりで御座います」


更にその後ろから、この国の第2王子と、第1王女がヒョツコリと現れた。


「よう、葉月。優月。今回は急に呼び出して悪かったな」


姉よりも5センチだけ背が高く、178センチある身長。


そして肩に掛かるクセのある金髪に、眼鏡をかけた碧眼の瞳。今年の6月に16歳になったばかりの、優しげな風貌をもつ美形顔の兄は、双子を見てニコニコ微笑んでいる。


さらに、腰まである緩やかなウェーブのかかった金髪に、兄と同じ瞳の色を持つ12歳になる美少女な妹姫が兄に続いて言った。


「お久しぶりです。葉月姉様と、優月君。前回あちら側に行った時には、色々な事を教えてくださって、リーアはとても嬉しかったのですわ」



この国の王には、3人の子供がいる。


第1王子のローエン、表向きには、身分を隠して他国に留学している事にはなっているが、実は異世界にある父方の叔父である緒流場家から、すぐ近くにある日本の大学に通っていたりする。


次男のラズワーンと長女のリーアは、この国1番の学園から、優秀な講師を城に招いて、勉学に励んでいるのだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ