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紅の目  作者: 紅い華
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戦いの戦歌 破章

さあ、待望の続きですwww

戦いの戦歌 破章

帰還して俺は指令室に向かった。

「俺が王だと・・・・・・本当だとしたら笑えねえ冗談だぜ・・・・・・・」

司令室の扉を開けるといつもならレーゼが飛びかかってくるのだが今は奥の方で静かに立っている。どうやら落ち込んでるみたいだ。

「なにやってんだよあいつ。」

「ん?君に着いてくるなと言われたのが相当答えたみたいだよ?」

黙ってても面倒なやつだなおい。救いようがない。

「おいレーゼ、おいこら。反応しやがれっての」

とりあえず声はかけてやる。無駄とわかっていての行為だが反応があった。

「あ!?おかえり!怪我とかしてない?大丈夫だった!?」

「お前いっつもそうやってまともに喋れりゃいいのにな、怪我とかは見てわかれってことで。」

「しゃべり方はまともだっていっっっっつもいってるでしょうが!!」

まともじゃねえから言ってるんだろうが! と内心ツッコミを入れつつおっさんの方へ向かう。

「おっさん、重要な話がある。」

「そうか、周りのみんなに聞かれたくないなら場所を変えようか?」

「いや、ここでいい。別に聞かれてもかまわない。」

言うべきか言わざるべきかの選択をした末に俺は言うことにした。どうせいつかはばれるし隠してたって意味のないことだ。

「一つ、敵には人間の協力者がいる。」

おっちゃんは何も言わなかったが周りは動揺していた。けどおっちゃんは黙って続きを促した。

「もう一つ、こっちの方が重要なんだが・・・・・・・・俺はネバーの王なんだそうだ。ネバーの協力者である人間が俺を見て俺のことを王と呼んだ。間違いないだろう。」

「それで?君はどちらに着くつもりかな?」

俺を信用しているのか俺を速攻で拘束しようとはしなかった。

「俺はどちらでもいい。俺は今まで気に入らない奴は潰す。そういうスタイルで生きてきたんだ。どちらか一方に着くことは無い。気に入らねえならテメエらだろうがネバーだろうが潰す。そんだけだ」

「そうか・・・・・・なら当面は協力してくれると思っていいのかな?」

まだ信用してくれてるのか・・・・・・・うれしい限りだぜ・・・・・・・・まあ、俺みたいな人間は信用しないに限るがな。

「悪いがそいつはできない相談だ。俺はここを出てくが、この剣は返せばいいのか?」

「もっていっていいさ、どうせそれは君以外には使えないんだ。置いて行かれても困る」

持って行っていいのか。なら遠慮せずにもらっていくぜ、俺にはこれしか武器がないんだから。

「ありがてえ・・・・・・・・・じゃあな・・・・・・・・・楽しかったぜ・・・・・・・・」

俺には過ぎた日々だった。楽しすぎたんだ。俺にこういう世界は似合わない。

「りゅーちゃん・・・・・・・・」

レーゼが泣き出しそうになっている。

「なーに泣きそうな面してんだよ。人間ってのは懐かしい人間の顔を思い出すときは最後に別れたときの顔を思い出すって知らないのかよ。笑えよ」

「うん・・・・・・そだね、また会おうね。」

「次に会うときは棺桶の中じゃなきゃいいけどな」

「それシャレにならないから。」

確かにシャレにならなかったかもな。ま、俺も死なないという保証はないしこいつが次ぎあうまでに死んでるかもしれないしな。

「じゃあな」

「うん」

俺は司令室を出る。この施設ともお別れだな。なつかしいような、なつかしくねえような期間だったが俺にとってはそこそこ楽しい時間だったわけだ。次に会うときに・・・・・・・敵じゃねえことを祈ってるぜ。

まあ自分が王だと言うことがわかって特生を主人公は去ってしまうんですねーw

さてさて次回は特性を去った後一人で戦い続ける主人公をレーゼ視点で眺めていくようなでもやっぱり主人公目線だったりですねwww

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