新年の挨拶
注) 本編とは全く関係ありません。
もしかすると本作の世界観が崩れる可能性がありますので、それは嫌だと言う方は読むのを控えるのをお勧めします。
そんなん気にならんわ、と言って頂ける勇者様のみお進み下さいませ。
(出来れば皆様に読んで欲しいなぁ……)
小次郎・汐梨「新年あけましておめでとうございます」
小次郎「昨年は新型コロナの影響で皆様大変な年だったと思われます」
汐梨「まだ世間的にはコロナが収まっていない状況ですので、皆様も体調に充分お気をつけてください」
小次郎「また、例年流行っているインフルエンザの時期でもありますので合わせて体調に注意してください」
汐梨「――暗い話はここまで」
小次郎「だなー。折角だし、明るい話をしようぜ。シオリはどうだった? 今年は?」
汐梨「今年はまだ7月くらいだからわかんない」
小次郎「いや! そうよ!? 作中じゃまだ7月だけど! 俺達の世界はまだ年越しには5ヶ月くらいあるけどさ! そこは臨機応変にこっちの世界に合わせようや!」
汐梨「わかった。――時を戻そう」
小次郎「あー……。今年のMー1応援してたけど、準決勝で3位だっけ? 惜しくも敗者復活ならずだったな。面白かったけど残念だったわ――ってシオリ? なんで座ってんの?」
汐梨「やっと帰って来た」
小次郎「時戻し過ぎだろ! それ1話のシオリの1番最初の台詞じゃんか!」
汐梨「良い思い出」
小次郎「その話をするのは俺たちの物語がきちんと完結してからにしよう。それを語るにはまだ話数と時間が浅すぎる。今はあっちの世界が新年でめでたいんだから、あっちの世界の話をしよう」
汐梨「うむむ……。しかし、あちらの世界の事を私は知らない」
小次郎「いや、序盤の挨拶から思いっきり事情知ってる感じだったけど?」
汐梨「細かい事は気にするな」
小次郎「わかちこ……わかち……古いなっ! おい! 作者の年齢バレるぞ!」
汐梨「大丈夫。薄々勘づかれている」
小次郎「悲しいかな。おそらくそうだろうが、年齢は隠しておきたい年頃なんだから触れてやるな」
汐梨「年齢なんてただの年号さ」
小次郎「若いシオリが言っても説得力ない」
汐梨「作者の年齢とかどうでも良い。話の続きを」
小次郎「だ、だな……。まぁシオリがそう言う事なら、ここは作者の代弁者でもある、この一色 小次郎が色々教えたる」
汐梨「大便者……? なんか臭いと思ったら……」
小次郎「こらこら、仮にも天使様の異名を持つシオリがそんな低俗な下ネタを言うな」
汐梨「でも、作者の中では『冷徹無双の天使様』の他に『スカ〇ロ錬金術師』なんて思われている」
小次郎「あれは暗黒物質、またはダークマターです。決して○スカトロ〇ではありません。作者はクールで無口な子が下ネタを言うのが好きなイカれやろうだから気にするな。あいつは俺よりも変態だ」
汐梨「確かに……。でも小次郎にも言われた」
小次郎「あれは……勢いで……。美味しいよ」
汐梨「スカトロが美味しいなんて……やっぱり変態だね、小次郎」
小次郎「せめてスカトロは〇で隠せよ!」
汐梨「小次郎もね」
小次郎「コホン! てか、新年からなんちゅう話やねん! ほらっ! 今年の話題だっての!」
汐梨「あっちではなにがあったの?」
小次郎「そりゃやっぱ鬼○の刃の映画が歴代興行収入1位だろ! いやー嬉しいね! こんな時代だからこそ、こう言う話題はめちゃくちゃ嬉しい。作者の周りの人達は二回以上見に行ってるな。ほら、映画館にも種類あるだろ? アイマックスとかなんか色々種類変えて楽しんでるみたいだな」
汐梨「私、友達いなかったから映画とか行った事ない」
小次郎「お、おうふ……。悲しい顔……。こ、今度一緒に行こうぜ! な?」
汐梨「でも、見たい映画特にないから良い」
小次郎「じゃあ、そんな悲しい顔をするな!」
汐梨「ふっ。この演技力なら次回の映画研究部での主演は私で間違いない」
小次郎「諦めてなかったのか……」
汐梨「それで? どんなお話しなの? ぜひ、参考にしたい」
小次郎「……。なにも言うまい……。コホン。俺も詳しくはないが、家族を鬼に襲われて、唯一生き残った妹も鬼になってしまったから、妹を人間に戻す方法を求めるって入りだったかな。あ、これは映画じゃなくて原作ね。映画はアニメの続きって感じだな」
汐梨「へぇ……ちゃんとストーリーがあるんだね」
小次郎「そりゃあ散りばめられた伏線を回収する感動のストーリーがあるだろうよ。知らんけど」
汐梨「――私達には伏線もクソもないけどね」
小次郎「やめて! 悲しくなるから! 作者も頑張ってるから! これからの事も多分考えてるから!」
汐梨「多分か……」
小次郎「コホン! あとは主題歌も良いんだ。作品とかなりマッチしていてな。作者もカラオケで熱唱してるぞ」
汐梨「へぇ……。私達の作品も主題歌があれば人気出るかな?」
小次郎「いや、その前に俺達立ち絵がないだろ」
汐梨「立ち絵があれば人気出るかな?」
小次郎「それは分からんけど、これだけは言えるな。シオリはめちゃくちゃ可愛いって事が」
汐梨「コジローはモブ中のモブみたいな顔だねきっと」
小次郎「褒めたんだから俺も褒めろよ」
汐梨「じゃあ、量産型のイケメン」
小次郎「それもそれでどうなんだ……」
汐梨「悪くないだろう?」
小次郎「いや! それの使い方ちょっと違うけど、正解なんてないからそれで良い! キュピーン」
汐梨「……時を戻そう」
小次郎「お前やっぱ、あっちの世界の事知ってるだろ。――もうええわ」
小次郎・汐梨「どうもありがとうございました!」
皆様、新年あけましておめでとうございます。
まず、こんな茶番劇を見ていただき誠にありがとうございます。
いつもご愛読していただけている皆様へ、折角の新年ですし挨拶だけでは……と思いましてやらせていただきました。
昨年は新型コロナウィルスの影響で何かと忙しない年だったと思います。
まだまだ年が明けても油断出来ない状況が続きますが、お互いに体調には注意して、異常があればすぐに病院に行きましょう。
そんな時代ですので、お家時間が長くなると思われます。そんな時の時間潰しに私の小説がなれば光栄でございます。
全ての読者様に感謝を。
今年も『俺の許嫁は冷徹無双の天使様』を何卒よろしくお願いします。
2021年1月1日 すずと




