表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/11

悲しみのクロワッサン

本文の中に前書きが入ってます。


フランケン・シュタインは、エミになにをしたのかは、「カインの復讐、アベルの禍」に移動しました。

前書き

アンハッピーエンドのflagが立ちました。




閲覧注意、残酷な描写があります。


本文

あれから約1年、エミは、少年のようなか細い身体ではあったが、要所要所女子特有な丸みをおび。


そして、胸は、きれいなかたちの女子の乳房になっていた。




成型したパン生地を窯に入れる。


エミ「さて、至高のクロワッサンを作らせてもらうのはいつのことかな?」


クロワッサンと侮あなどってはいけない。


この店では、クロワッサンを作って客に出すことが許されているのは、店長本人と、副店長だけだった。


出来上がったパンを店に出して、キッチンに戻ると。


店長「私が、パンの作り方を教える」


いつもは、副店長だった。


副店長も、怖くて厳しいが、店長は、そのひではなかった。


とんでもない量の材料が無駄になっていく。


既に泣くのをこらえながらの特訓になっていた。


作らせようとしているのは?


エミ「クロワッサン」


店長「そうだ」


そして、焼くことが許されて、三度目。


店長「お客様に出していいぞ」


エミは、自分で焼いたクロワッサンを店に持っていった。


客「カフェで食べたいんだけど」


エミ「はい」




エミ「お待ちどうさま、クロワッサンとコーヒーになります」


エミにガン見されているのを気にせず、客は、クロワッサンを口にした。


客「いつもと違う」


エミ「ごめんなさい、これ私が作ったんです。直ぐに代わりを…」


客「君が? 確かに落ちるけど、それでも、もう他の店のクロワッサンなんて食べられないよ」


キッチンからクロワッサンを運んでいるときから異常に気がついていた。


泣きそうな顔。


客にクロワッサンを出すことを躊躇ためらう態度。


「私が作ったんです」その言葉にカフェのフロアにいた全スタッフが騒ぎだした。




騒ぎが一段落して




CEOの悪魔のような計画は、最終段階を発動していた。




キッチンに戻ると。


店長「これが、今日のまかないだ」


店長の焼いたクロワッサンだった。


エミ「いただきます」




エミ「なんです、生地の仕込みからなにまでダメじゃないですか、私にだってわかり…」


エミは、倒れる。


CEOに睡眠薬を盛るように言われていたのだ。


職人としての誇りが許さなかったので、最悪のできだったのだ。


無情の最終話に続く。


後書き

真綾の卵巣から卵子を取り出して、体外受精、代理母ですむ話なんだけどね。

最終話は、「MR.NewHalf 愛編 エミ中年編」の第一話に入ってます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ