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楽しそうなことみーつけた

本作品が初投稿となります。



この世界はつまらない。何をしても何も評価されない。


この世界はつまらない。今日、明日を生きて何をするんだ。


この世界はつまらない。世界は不合理すぎる。


俺こと柳莚(やなむしろ)は、この世界が嫌いである。そして飽きていた。

気がつくと15才になっており、高校には合格するものの入学式以来不登校な引きこもりになっていた。何故生きているか考えているうちにそうなっていた。


そうしてくうちに、しだいにパソコンでゲームをするようになった。しかしそれほど呑み込まれなかった。


やはり何をしても暇だった。


すると


「んっ?」


変なサイトを見つけた。


『この世界に飽きていませんか?』


(何だこのサイトは)


他の画面に切り替えようとしてもその画面は消えない。


パソコンとコンセントを抜いてみた。しかし画面は消えない。


マウス操作はまだできるようだ。


(どうやら先にしか進めないみたいだな)


仕方なく画面をクリックした。


『君なら何でも一つだけ願いを叶えられるとしたらどうするだろうか』


「はっ?」


思わず声が出た。続いて、そんなことできるわけないだろと思ったとき、


『そんなことが本当にできるとしたらどうするだろうか』


まるで俺と会話しているように思える。


なんだかそんな気がしてきた。


「はっ!おもしれー!最高におもしれーじゃねーか!」


(むしろ)は、このような話が大好きなのだ。


そして


「誰だか知らないが、こんな面白そうな話聞かないわけにはいかないな」


莚は子供のような笑みを浮かべていた。


どうせイタズラだろという感情を一切捨てて願いを考えた。


異世界に行って無双したい!チート使いたい!ハーレム作りたい!イケメンになりたい!主人公になりたい! 等々


頭の中に出てきたのはこんなところだ。


そう考えた上でさらに思考をこらす。この中から1つしか選べないなんて、なんか物足りない気がする。そしてある言葉を思いつき発す。


「どうせなら、俺の願い事全部叶えてくれ」


その言葉と共に目の前が真っ白な空間になった。

回覧ありがとうございました。

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