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第1話


季節は冬。


お正月も、とっくに終わり、またいつも通りの毎日が始まった。



午前7時。

携帯の着うたが、あたしを叩き起こす。



「くうう〜っ…」



冬って何で布団から出れなくなっちゃうんだろうと、いつも頭で疑問を浮かべては


冬だからだろ!と自分でツッコミを入れて目を覚まして布団から飛び上がるように起きている。



バカな疑問だ。



寝ぼけ眼でリビングに行き

「おはよー」と母に挨拶。


飼っているダックスフントのココが

あたしに飛びついてきたから、しばらく撫でていた。



「可愛いなぁ」



何も言わず

ジーッと

あたしを見つめているココ。



…いや見てない。

あたしの朝食を狙っている。


知らん顔で

あたしは朝食をとり、片付けると

ココは布団に行き、スヤスヤと眠りだした。



(犬っていいな)



とココを横目に

うっすら考えた。



身仕度をして

化粧も済ませて

ぼんやりと朝のニュースを見ていた。



仕事に出るまで

まだ1時間ある。



突然

携帯が鳴りだした。


(あっ、メールだ)



メールの相手は、小学校からの親友の


佐々野 楓だ。



内容は

《今日空いてる?》のみ。


(女の子なんだから絵文字ぐらい入れて欲しい…)


《空いてるよ(^^)》と返信した。




《あかりも空いてるって言うから飲み会しない?男もいるし。》


《うん!行きたい(^∀^)》


《じゃあ20時にいつもの居酒屋に集合ね。》



あたし達も今年で22歳。そろそろ恋でもしたい時期だもん!

今日は気合い入れなきゃね!



「朝からテンション上がってきたぁっ」


跳ねるように立ち上がった時

ココがビックリして、目を見開いていた。




いつも通り

仕事に向かった。

これから起こる出来事など知る由もなく…



「行ってきまーす!」


あたしは

家を出て行った―。

次話も頑張ります(^^)

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