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ノンフィクション平凡伝記☆うよたん☆外伝 〜ネット民☆殺人事件〜  作者: うよたん☆ワールド☆モリブデン
第一章 キーワード
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うぽつ!

大概の、この手の事件に巻き込まれている者が持つ感想は、似てるかもしれない。

 うぽつ!サーキット!!!最高!!!!!!!

 蓬莱山(ほうらいさん)に10:18集合


 まったく、わからないことだらけだ。集合時間までは、あと17時間以上ある。


「PFCの者たちか、最近よくみかけるな。一体何なんだよ!!」

 自分のノートPC画面をみて、すぐにそんなグチを吐いていた。


『たんじぇんと☆ようさん お知らせがあります。』

 スマホに通知が来た。こんな名前も使っていたことがあったかな。


 最近、俺のまわりには不可解なことが起こっている。大概の、事件に巻き込まれた者が持つ感想だろう。この不可解の手がかりを掴むために、俺は蓬莱山に向かった。


 集合時間より6時間前に、集合場所に一人の男がいた。見覚えがある顔だ。『うぽつ』だ!!多くの人から『うぽつ』と呼ばれているビジョンが頭に浮かんだ。

 筋肉はとりたててないが、とりあえず全方向ウケする爽やかさとビジュアルを備えたその男に、俺は声をかけた。

「こんにちは。突然声をかけてすみません。俺はあなたに見覚えがあります。うぽつさんですよね?」

「ぜんぜんだいじょうぶだよ。声をかけてくれてありがとう。ん?ぼくの名前はうぽつじゃないけどね。人違いかな。」

 なぞにファンサをくらった。ファンになってしまうと思った。


「失礼しました。お名前をお伺いしてもいいでしょうか。」

 どこかの業界の有名人だとしても、名前もよく知らないような者に凸られて、ビビるだろうなと思いながらも、俺は『うぽつ』かもしれないこの男から情報を聞き出すことにした。

不可解なことを調べると、不可解な者扱いされるリスクがあるよね。

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