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転移者の異世界チート冒険記  作者: 顎ベーコン合作
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第四話 村、冒険者ギルド

顎です。結構長くできました!

 ~村へ向かう道中~


「なぁソフィア、なんで一人で森にいたんだ?」


「薬草採集の依頼を受けて来たの。普通なら魔物は出ないはずなのに...」


 なるほど、本来なら魔物は出ないはずなのか。なら一人でここに来るのも納得だな。


「あっ、ゴブリンです!」


雷撃(サンダーボルト)


 天から降ってきた雷がゴブリンにヒットした。どうやら森の中でも木にあたらず、しっかり対象に向かっていくらしい。ちなみに消し飛んだりはしていない。これからはこれをメインに使おうかな。


「ってそういえばさっきもだったけど詠唱はどこ行ったの!?って言うか2属性持ち!?」


「詠唱って何だ?」


「魔法って言うのは本来名前のほかに呪文を唱えなきゃいけないの。だから魔導士は基本ソロでは戦えなんだけど...」


 詠唱。そんなものがあったのか。知らなかった。俺はこの世界の理から外れているところがあるらしい。というかさっきからよく魔物に遭遇する。前までは1匹もいなかったらしいのだが、何があったのだろう。おっ、森を抜けられたみたいだ。村の壁らしきものが見えてきた。少し歩くと、門らしきところについた。


「何か身分を証明できるものを出せ」


 門番が話しかけてきた。ソフィアはカードのようなものを見せていたが、俺はそんなものもっていない。どうしようか。


「お前はないのか?」


「ああ、遠くから来たもんでそんなものは持ってない。ステータスプレートでよければ見せられるんだが」


「じゃあステータスプレートを見せてくれ」


「...ステータスの数値とかを隠す方法ってないのか?」


「隠蔽って言うスキルがあればできたと思うわ」


 おっ、あるじゃん。隠蔽、ステータス、スキルっと


「じゃあこれで」


「よし、通っていいぞ」


 よかった、大丈夫だったみたいだ。俺たちはそのまま村の中に入った。でかいな、村というより街といったほうが正しいってくらいでかいし賑わってる。文明は中世ヨーロッパってとこだな。お、ケモ耳発見。こっちは耳がとがってる。やっぱりいるんだな、獣人とエルフ。さすが異世界だな。


「とりあえずギルドに行きましょう」


「ああ」


 そう返事し、俺たちは冒険者ギルドに向かった。




 しばらくして、俺たちは冒険者ギルドに到着した。


「ここがギルドか」


 この世界の冒険者ギルドは、元の世界のラノベとかであったギルドとほとんど同じだ。正面にカウンターがあり、その隣に依頼掲示板がある。また、酒場とつながっており、昼間にもかかわらず多くの人が酒を飲んでいる。


「今回はどういったご用件ですか?」


 カウンターに立っている受付嬢が話しかけてきた。


「俺は冒険者登録をしに来た」


「私は報告したいことがあります」


「わかりました、冒険者登録の方はこちらの紙にご記入ください。その間に報告を受けさせていただきます」


 そういって一枚の紙を渡された。名前、年齢、戦い方、魔法適正、使用武器などの欄があった。


「なあ、これって全部書かなきゃいけないのか?」


「いえ、必須項目は名前と年齢だけですが、すべて埋めておいたほうがパーティーに入りやすいなどのことがあります」


「トシキは私とパーティー組むから関係ないね!」


「おい、初耳だぞ、まあいいけど」


 っというわけで、名前と年齢だけ記入して受付嬢に出した。ちなみにソフィアは森に魔物が出たことなどを報告していたらしい。


「はい、登録完了いたしました。こちらがギルドカードになります」


 そういって、

 名前:トシキ=ミカヅキ

 年齢:18歳

 ランク:F

 と書かれたカードを渡された。


「ギルドについて説明しますがどうされますか?」


「ああ、頼む」


「はい、では説明させていただきます。冒険者ギルドは、冒険者に魔物討伐や薬草採集などの依頼を斡旋する組織です。ランクはF、E、D、C、B、A、S、SS、SSSがあり、Fが一番低く、SSSが一番高くなっています。依頼には通常依頼、常駐依頼、指名依頼の三種類あり、通常依頼は隣にある掲示板に貼っている依頼の紙をはがしてもってくれば受注でき、常駐依頼は受注の必要はありません。また、自分の一つ上までのランクの依頼しか受けられないのでご注意ください。以上で説明を終わります。何か質問はありますか?」


「いや、大丈夫だ」


「では、頑張ってください!」


「ああ」


 そう返事をして、俺は掲示板に目を向ける。


 ゴブリンの巣の攻略 ランクE

 ワイバーンの討伐 ランクB

 火竜の討伐 ランクA


「よし、これにするか」


「はい、ゴブリンの巣の攻略ですね。こちらは場所は村の東側の森の中となっております」


「ああ、分かった、行ってくる」


「ちょっと、勝手に決めないでよぉー」


「何か問題があったか?ゴブリンの巣くらいなら簡単につぶせると思うが」


「そ、そうだったわね、トシキはそういう人だったわ」


「よし、じゃあ行くか」


 そう言ってギルドを後にした。

やべ、テンプレイベント入れ忘れた(汗)

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