第十七話 信じて欲しい
更新遅れてほんとにごめんなさい。ベーコンです。ほんとにごめんなさい。
無事ダンジョンをクリアし、人間族を卒業しおそらく人間族になった俺は、ギルドにつくやいなや困った。
「信じてくれって!ほんとにダンジョンクリアして、神龍とかいうやつからこれもらったんだって!」
「いえ...そう言われましても...」
「じ、じゃあ、真実の耳のあいつは?」
「病気のためしばらく休暇を取っております。」
なんでこんな時に限って。
「ほんとに倒したんです!...あ、トシキ!ステータスプレートよ!あのレベルなら信じてもらえるわよ!」
お、そうだな。俺はそう言ってステータスを見せた。
「ヒェッ...疑ってしまい申し訳ありません。ダンジョン『完全攻略』おめでとうございます。こちら報酬の金貨2枚でございます。」
金貨2枚...やばすぎるだろ。まあ今まで誰もクリアしなかったダンジョンをクリアしたんだもんな。むしろ白銀貨って概念があるのにそれが貰えないってことはやっぱりここは最初の方の街、つまりは「物価の安い街」ってことだな。
ソフィアに聞いたところ、食料の物価はどこもほとんどかわらないらしいが、武器やホテルなどは豪華なものが多いようで高くなっている。
「さて、あと2日で宿の予約日数も過ぎるし、次の街でも行くか?」
「えー、もうちょっとゆっくりして行かない?せっかく冒険者の多い街で栄えてるんだしさ。」
『私はどっちでもいいわよ?』
んー...まあソフィアの言う通りか、せっかくだからあと数日はここにいよう。確か延長は最終日に言うんだったよな。
「じゃあ、あと5日くらいここでゆっくりしてくか。」
「やったあ!ありがとね!トシキ!」
無邪気にはしゃぐソフィアは可愛い。
そんな感じで、しばらくこの街にいることにした。
これといった山場がなくてごめんなさい。ほんとにごめんなさい。