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転移者の異世界チート冒険記  作者: 顎ベーコン合作
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第十一話 剣が喋る件

二話連続顎です。テスト勉強なんて知りません。

門をくぐり、街に入った俺達は、飯屋を探すために通りを歩いていた。


「店めっちゃ多いな」


「そうね、人も多いし」


この街は大勢の冒険者で賑わっていて、店も武器屋、防具屋、魔法屋、宿など冒険者向けのものが多い。

しかし飲食店は見当たらない。


「飯屋どこにあるんだ?」


「うーん、ギルドの近くとか?」


「なるほどな、行ってみるか」


っと言う訳でギルドに向かって歩くことにした。

歩いて数分でギルドにたどり着いた。


「お、ギルドのとなりにあんじゃん飯屋」


ソフィアの予想が当たっていたようで、そこには「冒険者メシ」とかかれた看板が立っている建物があった。


「流石冒険者が多い街ってとこだな。ここでいいか?」


「いいと思うわよ」


ソフィアに確認して、店に入る。

店の中は、鎧やローブを着たいかにも冒険者!って感じの人で賑わっていた。

メニューはとにかく肉肉しいものや、僅かに魔力回復効果があるものなどがあった。俺は炎鳥という魔物のステーキ、ソフィアは若干の魔力増強効果のあるシチューのようなものを注文した。


「なぁ、ダンジョン攻略に必要な準備って何がある?」


「攻略する気なの!?...まあいいけど。まあ1日じゃ攻略なんて無理だから夜営道具と魔物避けの魔道具、後は食料と装備ってとこかしらね」


「寝泊まりと食料に関しては前手に入れた転移っていうスキルがあるから大丈夫だな。っと言うことは装備か」


「転移ってレアスキルじゃなかったっけ...まあそれなら大丈夫ね。じゃあ宿探しましょ。あ、あと言い忘れてたけど(トラップ)対策も必要よ」


(トラップ)はなんとかなるっしょ。じゃ、宿探すか」


そう言って俺たちは店を出て、宿を探し始めた。




「すみません、今日は部屋が埋まってしまっているんですよ」


これで13軒目だ。


「なんでこんなに埋まってるんだよー」


「まあ冒険者が多い街だからね...」


やばいな、このままだと野宿になるかもしれん。

それは避けたいんだがなー。

気を取り直して次行ってみよー


「すみません、今日部屋空いてますか?」


「はい、1部屋だけですが空いていますよ」


「1部屋か...」


「私は別に1部屋でもいいわよ」


まあしゃあないか。

別に嫌なわけじゃないしな。


「じゃあとりあえず7日お願いします。あ、夕食と朝食付きでお願いします」


「はい、7日ですね。こちらが鍵になります。延長は最終日に言っていただければ大丈夫です。」


そういって鍵を渡されたので鍵を受け取って部屋に向かう。

ちなみに延長とかのこともあるので後払いらしい。

長期間泊まったらすごい金額を一気に払うことになりそうだ。


「やっと宿取れたから次は装備か」


「そうね...って言っても私魔法しか使えないからあんまり装備ないのよね」


確かに魔法使い系は鎧とか来てるイメージないな。


「じゃあ俺の剣でも作るか」


「前の剣じゃダメなの?」


前の剣ってのは地竜(アース・ドラゴン)の時の即席剣のことかな?


「あれはテキトーに作ったやつだから。もうちょっとまともなのを作るかな」


「あれがテキトーって...」


「ほんとに適当だったからな。今回は全力でやる。武器創造(ウェポン・クリエイト)


なんかすごいオーラを感じる剣ができた。

まあとりあえず鑑定!


名称:ディアボロス

製作者:三日月 俊樹

性能:SSS(神器クラス)

説明:莫大な魔力を込められて作られた伝説の武器。その性能は他の剣を遥かに凌駕する。


知ってたけどチート武器だな。まあこれで終わるわけでもないけど。


魔法付与(エンチャント) 能力付与(スキル付与)


名称:ディアボロス

製作者:三日月 俊樹

性能:SSS(神器クラス)

付与属性:光

スキル;自己修復 武器吸収 破邪 光魔法

説明:莫大な魔力を込められて作られた伝説級の武器。その性能は他の剣を遥かに凌駕する。


今回ついたスキルは4つ。

自己修復はその名の通り刃こぼれなどの損傷があっても時間経過で修復するというもの。

武器吸収は武器を吸収することによってさらに自身の性能を強化したり修復したりできる。

破邪は邪神や邪人、その眷属などに対して大ダメージを与えることができるスキル。

光魔法は...なんで剣に光魔法がついてるんだ?意味ないだろこれ。


『あなたが私を創ってくれたの?』


「うぇ!?剣がしゃべった...だと?」


「全くすごい剣を創っちゃったわねトシキ...」


『私はディアボロスよ。...もうちょっとかわいい名前がよかったんだけどなー』


「俺がつけたんじゃないぞ」


「ディアって呼んだら?可愛くない?」


『あ、いいね!じゃあディアって呼んで!』


「ああ」


っというわけで謎の喋る剣、ディアができた。

正確には念話というらししけど。

喋れるってことは、もしかしたら光魔法は無駄じゃなかったのかもしれない。

パッと見1人で同時に二つ魔法使ってるみたいなことができそうだ。

これはすごいものを作ってしまったかもしれない。

次こそはダンジョンに入りたいなー

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