第一話 転移
初投稿!!
「お主には別の世界に転移してもらう」
俺、三日月 俊樹 は、家で3日くらいぶっ続けでゲームをしていたはずなのだが気が付いたら図書館のような空間にいて、そこに座っていた神様らしき老人にそう告げられた。
幸い異世界物の小説は読んでいたため、状況を理解するのにあまり時間はかからなかった。
「俺は死んだんですか?」
「うむ、お主は死んでおる。死因は...レッ〇ブルの飲み過ぎと睡眠不足といったところじゃな。それと敬語でなくてよいぞ」
ちょ...死因だっさくね?
まあそれはいいとして転移か...
「転移先はどんな世界なんだ?」
「そうじゃな、お主が分かりやすいように言うと剣と魔法の世界、じゃな。それと転移してすぐに死なれても困るからの、お主にいくつかスキルを渡しておきたいんじゃが何か欲しいスキルはあるか?」
テンプレキタコレ!!
「そうだな、異世界なら言語が違うだろうから翻訳スキルは欲しいな。あと、せっかく異世界なんだから魔法は使いたいな」
「それだけで良いのか?」
「まあスキルといっても何があるかわからんからな。ネット小説にある奴が全てあるとも限らないし」
あ、それだけってことは頼めばチートにしてくれたのかな?頼んどけばよかった。
「なら他はこっちで適当につけて置くぞ」
頼まなくてもチートにしてくれるようです。
どんなチートになるんだろなー。
「どんなスキルが付くんだ?」
「それは転移してからのお楽しみってやつじゃ」
ふぉっふぉっふぉ、と老人は笑う。
隠されると余計気になるのが人間。
早く教えてくれ。
「そろそろ向こうに送りたいのじゃが、準備はいいか?」
する準備なんてないんだが。
「ああ」
「じゃあ楽しんでくるのじゃぞ」
老人の言葉と共に視界が真っ白に染まった。
最初なので少し短いですが、次回からはもう少し1話1話を長くする.....予定です。