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青き春
2017/07/09
瞼を下ろせば闇に浮かぶような
色濃き時間はとうの昔
過ぎ去りし日は素晴らしく
その軌跡は未だ消えてはいない
見失わぬ限り存在する
夢と希望と目指すもの
笑い突き進む人生は
終わることない 青き春
前へ進むのに必要な
心揺さぶる 勇気と力は
捨てぬ限り手元に在り続ける
とても眩い志
年を重ねてなおその中に
己の道を見出すための
心震わす源は
見失うことのない輝き
袂を分かつその時に
想い出の中に静かに残る
彼の日々たちとの繋がりは
光はひとつ 露と消える
ああ 桜木よ
春がひとつ 行ってしまった
これ以上はなくならないように
春が行ってしまわないように
在るものを両手でかき集め
それらを必死に抱え込む
ひとつ なくなってしまったが
それは仕方のないことで
まだ見ぬ未来に夢を見て
ただただ進む他はない
たとえ切ってしまっても
なかったことにはならないから
恐れることはないのだろう
そうであると願いたい
どれだけ時が過ぎ去ろうと
消えぬ想いを胸に秘め
なくなることない情景と
光をめざし道を行く
叶うまで 叶っても
終わることない 青き春
過ぎ去った青春時代と、終わることのない青春。
