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君へ
2016/05/01
N8433DG
君は 知っているだろうか
この世は 闇だけではないということを
闇の裏には 光が存在するということを
僕は 知らなかったんだ
希望という名の光を
明るい未来というものがあることを
君は 光をすぐに見つけられて
そこに向かって走っていった
僕は 闇に目が眩んで
光の存在すら知らなかった
君は 眩しすぎる光の中から
闇の中にいる僕に微笑んで
そっと 手を差し伸べた
正直に言うと 嬉しかった
でも
君は
光は
僕にとっては
眩しすぎる
優しい君に 微笑んで言おう
「ありがとう」
「ごめんね」
「僕は、そっちに行けないんだ」
君は もう
僕とは違う人種なんだ
だから
僕は 一緒にいてはダメなんだ
そんな 悲しい顔しないでよ
君の周りには たくさんの光があるのだから
僕は 諦めてしまうけれど
どうか 君は
諦めないで
優しい君に つまらない僕から
最後に
一つだけ
お願いがあるんだ
僕のいない光の中で
どうか 幸せに暮らしてほしい
君は知ることができた、眩しすぎるほどに明るい世界。




