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300文字小説

平和な世の中に

作者: 林 秀明

「博士! これで簡単に強盗犯を捕まえることが出来ますね」

発明台の上にはサメの口をしたレーザー銃が置かれている。

「うむ、この銃を使えば人間の重力を無力化することが出来る。努力の賜物だな」


早速街へ出かけ、成果を試してみる事にした。

「暇ですね」

「そうじゃな」

真夏の炎天下に晒され、額から雨のような汗が出てくる。その時だった


「強盗だー」

コンビニからバックを片手に逃げる二人組。そのまま車へと乗り出した。

「博士!」

「うむ」

博士は狙いを定め、レーザー銃の引き金を引いた。それは光速の早さで車にぶつかり、

車が宙へと浮いた。


「成功だ」

車は空へとどんどん上昇していく。


「博士、どうやって止めるんですか?」

「うむ」

博士はただ空を眺めていた。


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― 新着の感想 ―
[良い点] SFかと思い読み進めていくと、最後はコメディーのようでもあり、最後のオチに笑わされました。 大笑いではないですが、クスッとできる楽しい作品ですね! [一言] 投稿お疲れ様です!
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