表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

1兎 はじまりはじまり

社畜なので不定期更新ですが、よろしくお願いします。また初心者で、何も考えずに投稿してるので矛盾が発生するかもしれません。

 う、う〜ん。

 うん?ここは何処だ?


 目を開けると三人の人物が顔を寄せ合って俺の視界を全部埋め尽くしている。


 おぉう?!びっくりしたー。

 なんだチミ達は!?



「あ、起きたよ。うわー!かわいーい!」



 真ん中の少女が満面の笑顔で言った。

 幼い顔立ち、ライトブラウンの髪+碧目の女の子だ。

 髪形はツインテールで、よく似合ってる。


 次に、右端を埋めている男の子が驚いた表情で口を開いた。

 しかしこの男の子、誰かに似てるなぁ。

 あー・・・あれだ、某乙女ゲームの逆巻家四男を金髪朱目にした感じだ。やだ、フォークで刺してきそう。病弱そうなところが似てーーー



「すごいなぁ。噂でしか聞いたことないけど、これがそうなのかい?」



 るええぇええぇ?!声がめっちゃ三男に似てるんですど?!てか声低っ?!

 何?ネガフォームにでもなるんですか?


 驚愕で目を見開・・・いて?

 おん?何か違和感を感じる。何だろう?



「一緒にきた手紙の内容からするとそうみたいだな」



 そして、左端の金髪ロンゲ、緑目のキリッとした顔の美男子がそう言いながら隣の女の子に手紙を渡した。


 ヘイ、イケメェン。ユーちょっとカッコ良すぎ。ってか声だけ右の男の子と似てるな。同じ金髪だし、兄弟かな?六人兄弟かな?誰とも似てないぞ?どうした?


 ってかさっきから似てるしか言ってないぞ、俺。

 うわ、俺の語彙力なさすぎ・・・。


 ってかよく見たら三人共大きい。

 まるで俺が小さ・・・小さい?

 あぁ、成る程。俺が小さいのか。


 どうやら俺は小さい何からしい。

 赤ん坊・・・じゃない?人間の赤ん坊にしては色々小さい気がするし、何か変だ。

 まぁ後々わかるだろう。他の状況を確認しようか。


 今俺はもふっとした物の上でうつ伏せの状態で寝てるみたいだ。

 たぶんベットか何かだろう、と推測する。

 そのベットのふちに屈んだ状態で三人がこっちを見てるみたいだ。


 しかし俺は、身長185センチのヒョロヒョロ体型だったはずだ。どうなってるんだ?

 うーん・・・記憶を思い返してみよう。


 確かお酒飲みながら布団の上でゲームをしてたところまで覚えてる。そこから先の記憶が一切ない。たぶん寝落ちしたのだろう。

 そして、気が付いたら謎の巨人三人に囲まれてて、小さくなっている。

 しかも、目にうつる人物はアニメが現実になったかのような顔立ちだ。


 こ、これは・・・!

 もしかして・・・ もしかして・・・

 異世界転生ってやつですかー!

 やったー!

 あ、でもゲーム機とかエロ本とか全部向こう置きっ放しだわ。

 やだー!


 あーマジヤバイ。家族やその他大勢に俺の性癖駄々漏れですわ。これは社会的に死んで・・・あ、転生したってことは肉体的にも死んでんじゃん。問題ナッシングだわ。


 しかし、異世界転生かー。

 俺の性別は何かわからないが、これは百合ハーレム作るしかないな。もし男なら魔法があるかどうかわからないが、性転換の魔法を絶対に見つけて可愛い女の子になる!

 女なら万々歳!

 俺の百合ハーレムを作るんだ!!

 あぁ〜心がぴょんぴょんーーー



「えーっと何々?手紙によると、この子の種族は『ルナラビット』、月を司っていて、太陽を司る『カーバンクル』と対を成す【ウサギ】です」



 ーーー・・・ぴょんぴょんする方だったかー。

感想等は貰っても返せないと思うので予めご了承下さい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ