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第12話

ごめんなさい、短いです。

「食事会ですか?」

「うん、今週の金曜日なんだけど、どうかな?」

「あの、私が行ってもいいんですか?」

「もちろん!駄目なら誘わないって。教職員の中でも若手だけの食事会だから気を使わなくてもいいし、都合がつくなら是非行きましょ!」


なんと、アフターファイブのお誘いです。久し振り過ぎて、死語が出ちゃいました。



コピー機が治ったので(井上さんが頼んでくれたらすぐ修理してもらえた!)、職員室へ行く機会がほぼ無くなった私はまたもやぼっちになってましたそうな。そんなある日、昼飯にと握ってきたおむすびがコロリンと転がって、ねずみの巣穴に入ってしまったそうな。『お~い、ねずみさんや~い、オラのおむすび返してけろ。』『だめだめ、このおむすびは私のもの!』『でも、それがないとお腹がすいて死んでしまいます。』『なんと!それはいけない。では一つ良いことを教えましょう。』『なになに?』『この世には、とっても良い匂いがする広~い場所があるそうだ、そこへ行けばみんな幸せ。』『それなら、君が行けばいいじゃない。』『だめだめ、私の姿が見つかると、たちまち阿鼻叫喚の地獄絵図。』『それならオラが行ってみよう。』


ってな事があったかどうか定かではないが、娘は初めての食堂に行きましたとさ。(ただ普通に弁当忘れただけ)


そこで例のお誘いを頂けたのだから、ねずみの言う事も聞くもんだなと思いました(まる)



「お~い、聞いてる?」


はっ!童話の世界にプチトリップしてた!


「っすみません!金曜日ですよね、大丈夫です。」

「よかった!詳しい日時と場所はまた連絡するから、アドレス交換しよ?」


この学校に来て初のアドレスゲットだぜっ!!

というわけで、今週末は久々の飲み会です。あれ?食事会だったっけ。


前話が少しシリアスだったので、今回は遊んじゃいました。

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